当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。
アトレーの内装は写真で見ても、グレードごとに何が違うのか分かりにくいですよね。『安いXでも中身はほとんど同じ?』と思う方も多いはずです。
結論から言うと、座る場所の広さはどのグレードも同じです。差が出るのは、エアコン、メーター、運転支援まわりの「毎日触る所」になります。
この記事を読めば、どのグレードの内装が自分の使い方に合うかが分かります。
アトレーの内装はグレードでどこが違う?
まずはグレードごとの違いを表で見ておきましょう。数字や装備は2026年6月4日の一部改良後のもので、ダイハツ公式の情報をもとにしています。
内装の質感差を感じやすいのは、エアコンの操作部とメーターです。RSとデッキバンはオートエアコンと液晶メーター、Xはマニュアルエアコンになります。
| 内装まわりの装備 | RS | デッキバン | X |
|---|---|---|---|
| エアコン | オート | オート | マニュアル |
| 液晶メーター(アクティブマルチインフォメーションメーター) | 標準 | 標準 | なし |
| 全車速追従機能付ACC・LKC | 標準 | 標準 | なし |
| キーフリーシステム&プッシュボタンスタート | 標準 | 標準 | 標準 |
| 乗車定員 | 4名 | 4名 | 4名 |
| 価格(2WD・消費税込) | 1,859,000円 | 2,101,000円 | 1,738,000円 |
XとRSの差は2WDで121,000円です。内装だけで見ると、この差額でエアコン・メーター・運転支援がまとめて変わる、と考えると分かりやすくなります。
グレード全体の違いはアトレーRSとXの違いで詳しく比べています。

使い方別に、合う内装のグレード
『結局どれを選べばいいの?』と迷いますよね。内装の装備だけで考えるなら、使い方でこう分けると選びやすくなります。
| 使い方 | 合いやすいグレード | 理由 |
|---|---|---|
| 高速道路をよく走る | RS | ACC・LKCで長距離の疲れを減らせる |
| 近所の配達や買い物が中心 | X | 装備を絞って価格を抑えられる |
| 汚れる道具と人を分けたい | デッキバン | 荷台に汚れ物を載せられる |
| 家族を乗せる日が多い | RS | オートエアコンで温度調整の手間が少ない |
例えば、平日は仕事で近場、週末は高速で遠出という方ならRSが無難です。反対に、ほぼ街乗りだけならXでも内装で困ることは少ないはずです。
インパネまわりで毎日触る所
運転席に座ってまず目に入るのが、インパネ(ダッシュボード)とメーターです。ここの使い勝手は、毎日乗ると差を感じやすい所ですよね。
液晶メーターはRSとデッキバンだけ
2026年6月の一部改良で、RS・デッキバン・スローパーに液晶メーター「アクティブマルチインフォメーションメーター」が付きました。Xは対象外です。
『メーターなんてどれでも同じでは?』と思うかもしれません。ただ、表示できる情報が多く、運転支援まわりの状態も目で確かめやすいのが液晶メーターの良さです。
液晶メーターは2026年6月改良後のRS・デッキバンの装備です。それより前の年式のRSには付いていないので、年式を確かめておきましょう。
エアコンはオートかマニュアルか
RSとデッキバンはオートエアコン、Xはマニュアルエアコンです。オートは温度を決めておけば風量を自動で調整してくれます。
マニュアルは温度や風量を自分で調整するタイプです。仕事で乗り降りが多く、こまめに温度を変える方には、かえって分かりやすいという声もあります。
ACCとLKCのスイッチ
RSとデッキバンには、全車速追従機能付ACCとLKC(レーンキープコントロール)が付いています。高速で前の車についていく時に、アクセルとハンドル操作を手助けしてくれる装備です。
XにはACCとLKCが付かず、メーカーオプションでも選べません。高速をよく走る方は、ここで内装の満足度が大きく変わります。
4WD車だけに付く装備もあります
内装の違いはグレードだけではありません。4WD車には、リヤヒーターが全グレードで付いています。
冬に後席や荷室が冷えやすいのは、背の高い軽バンでよくある悩みですよね。雪の多い地域で家族を後ろに乗せる方には、うれしい装備です。
- キーフリーシステム&プッシュボタンスタート
- LEDヘッドランプ・LEDフォグランプ
- ポップアップ機構付リヤガラス(荷室の小物を出し入れしやすい)
- 4WD車はリヤヒーター
ポップアップ機構付リヤガラスは、バックドアを全部開けずにガラス部分だけ開けられる仕組みです。狭い駐車場で後ろに壁がある時でも、荷室の手前の物を取り出せます。
助手席と後部座席の使い心地
アトレーは4ナンバーの軽バンなので、後部座席は乗用車と少し考え方が違います。4名乗れますが、荷物を積む時は後席をたたんで使う前提の作りです。
『後ろの席は窮屈じゃない?』と気になる方もいますよね。短い移動なら問題なく座れますが、長距離では座面の薄さや背もたれの角度が気になるという声もあります。
- 実車に座って、ひざまわりの余裕を確かめる
- 背もたれの角度が自分に合うか確かめる
- チャイルドシートを付ける予定なら固定の方法を聞いておく
- 荷物を積む時に後席をたたむ手順を試してみる
後席を快適にする工夫はアトレーの後部座席は狭い?リクライニングキットと快適化でまとめています。
シートのたたみ方やチャイルドシートの付け方はアトレーのシートアレンジとチャイルドシートで解説しています。
荷室の内装は「汚してもいい」作り
アトレーの内装で、乗用車といちばん違うのが荷室です。仕事にも遊びにも使えるよう、汚れや固定のための装備がそろっています。
| 荷室の装備 | できること |
|---|---|
| イージーケアマット(防水) | 泥や水で汚れても拭き取りやすい |
| ユースフルナット | 棚やフックを付ける時のねじ穴として使える |
| マルチフック | 荷物をひもやネットで固定できる |
| デッキサイドポケット | 小物を荷室の横にしまえる |
| ラゲージボード用スリット | 板を渡して荷室を上下に分けられる |
荷室の寸法は、諸元表(RS 2WD)で長さ1,820mm×幅1,265mm×高さ1,215mmです。後席の使い方で広さが変わるので、積みたい物がある方は実車で試してみてください。
実は、ユースフルナットを使えば、穴をあけずに棚や有孔ボードを付けられます。ここは車中泊や趣味の道具を積む方にうれしい所です。
荷室の使い方はアトレーの荷室カスタム、車中泊の作り方はアトレーで車中泊で詳しく解説しています。
収納や小物の置き場所
内装の満足度は、スマホや飲み物をどこに置けるかでも変わりますよね。運転席まわりにも小物入れやドリンクホルダーが用意されています。
ただ、スマホホルダーやコンソールボックスは、使い方に合わせて後から足す方が多い所です。
- スマホホルダー
- 運転席と助手席のあいだに置くコンソール
- 荷室のネットやフック
- エアコンの種類(オートかマニュアルか)
- 液晶メーターの有無
- ACC・LKCの有無
どこに何を置けるかはアトレーの収納・コンソール・スマホホルダーでまとめています。

小物の置き場所を決める時は、運転中に手が届くかを基準にしてみてください。例えばスマホは、ナビ画面の近くに置けると目線の動きが少なくて済みます。
仕事で使う方は、伝票やペンの置き場所も最初に決めておくと車内が散らかりにくくなります。
インテリアパネルやナビで内装を整える
内装の雰囲気を変えたい方に人気なのが、インテリアパネル(加飾パネル)です。純正アクセサリーや社外品で、インパネまわりの色や質感を変えられる商品があります。
『貼るだけなら簡単そう』と思いますよね。ただ、年式によって形が合わないこともあるので、適合する型式を確かめてから選びましょう。
現行アトレーの型式は3BD-S700V(2WD)と3BD-S710V(4WD)です。先代のアトレーワゴン(S321G/S331G)用のパーツは形が違うので、型式を確かめてから買いましょう。
画面まわりは、6.8インチか9インチのスマホ連携ディスプレイオーディオをメーカーオプションで選べます。9インチはフルセグとHDMIに対応しています。
ナビや画面の選び方はアトレーのナビ・ディスプレイの選び方で比べています。日よけやマットなど、快適にする小物はアトレーのサンシェード・カーテン・フロアマットの選び方も参考にしてみてください。
デッキバンとスローパーの内装は?
アトレー デッキバンは、4人乗りの車内の後ろに、オープンの荷台が付いた形です。車内の荷物スペースは、ほかのグレードより短くなります。
内装の装備はRSに近く、オートエアコン、液晶メーター、ACC・LKCが標準です。汚れた道具は荷台、人は車内と分けて使える所が魅力ですね。
例えば、泥の付いた農具や釣り道具は荷台に、着替えや貴重品は車内に、という使い分けができます。車内を汚したくない方には、この分け方がいちばんの魅力になるはずです。
デッキバンの使い道はアトレー デッキバンとは?で詳しく解説しています。
アトレー スローパーは、車いすのまま乗れる福祉車両です。消費税は非課税で、価格は225万〜239万円(くるまのニュース)が目安です。2026年6月改良で液晶メーターも付きました。
スロープや固定装置など、車いすで使う時の装備はグレードで違うことがあります。販売店で実際に乗り降りを試してみてください。
スローパーの詳しい使い勝手はアトレー スローパー(福祉車両)の価格と使い勝手で解説しています。購入前に値引きの目安を知りたい方はアトレーの値引き相場も見ておくと安心です。
- ダイハツ アトレー 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
アトレーの内装はXとRSで広さが違いますか?
乗車定員はどちらも4名で、車体の大きさも同じです。違いはエアコン、液晶メーター、ACC・LKCなどの装備にあります。
液晶メーターはいつから付いていますか?
2026年6月4日の一部改良からです。RS・デッキバン・スローパーに付き、Xは対象外です。
アトレーのインパネに付けるインテリアパネルは先代と共通ですか?
現行(S700V/S710V)と先代アトレーワゴン(S321G/S331G)では形が違います。適合する型式を確かめてから選びましょう。
荷室の床は汚れても大丈夫ですか?
荷室にはイージーケアマット(防水)が付いていて、泥や水で汚れても拭き取りやすい作りです。
内装を見るなら、どこで確かめるのがいいですか?
販売店の展示車や試乗車で、運転席と後席の両方に座ってみるのがおすすめです。グレードが違う車を見比べると、エアコンやメーターの違いが分かりやすくなります。
4WDにすると内装で変わる所はありますか?
4WD車には全グレードでリヤヒーターが付きます。雪の多い地域で後席に人を乗せる方は、4WDを選ぶ理由の1つになります。
まとめ
- アトレーの車内の広さはどのグレードも同じで、差は装備に出る
- RSとデッキバンはオートエアコン・液晶メーター・ACC・LKCが標準
- Xはマニュアルエアコンで、液晶メーターとACC・LKCはなし
- 荷室は防水マットやユースフルナットなど汚れと固定に強い作り
- インテリアパネルなどのパーツは型式を確かめてから選ぶ





コメント