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『軽トラほど割り切れないけど、泥だらけの道具は室内に入れたくない』。そんな方が気になっているのがアトレー デッキバンですよね。
結論から言うと、デッキバンは「4人乗れる室内」と「汚れ物を置ける小さな荷台」を1台にまとめたグレードです。価格は2WDで2,101,000円、アトレーの中でいちばん高い設定です(2026年6月改良後・メーカー希望小売価格・消費税込)。
この記事を読めば、自分の使い方にデッキバンが合うかどうか、数字で判断できます。
アトレー デッキバンとはどんな車?
デッキバンは、アトレーの車体の後ろ半分をオープン荷台にしたグレードです。乗車定員は4名で、ACCやLKCなどRSと同じ上級装備が付きます。
見た目はアトレーの前半分に、軽トラの荷台を短くしてつなげたような形です。「アトレー ピックアップ」「アトレー トラック」と呼ばれることもあります。
ただし、登録上はトラックではなくアトレーの一グレードです。型式は2WDがS700W、4WDがS710Wで、通常のアトレー(S700V/S710V)とは末尾の文字が違います。
| 項目 | アトレー デッキバン(2026年6月改良後) |
|---|---|
| 型式 | 3BD-S700W(2WD=FR)/3BD-S710W(4WD) |
| 乗車定員 | 4名 |
| 価格(税込) | 2WD 2,101,000円/4WD 2,255,000円 |
| エンジン・ミッション | 0.66Lターボ・CVT(全アトレー共通) |
| WLTC燃費 | 14.7km/L |
| 車両重量 | 2WD 960kg(カタログ情報) |
| 荷台寸法 | 長さ880mm×幅1,360mm×高さ610mm(カタログ情報・要確認) |
| 全長×全幅×全高 | 3,395mm×1,475mm×1,890mm |

エンジンとミッションはほかのグレードと同じ0.66Lターボ・CVTで、MTは選べません。詳しくはアトレーにMTはある?で解説しています。
荷台寸法は、カタログ情報で長さ880mm、幅1,360mm、高さ610mmです。数字の表記には資料によって揺れがあるので、実車で測るか販売店で確かめてみてください。
デッキバンの価格はいくら?RS・Xとの差額
『荷台が付くぶん、どれくらい高いの?』というのがいちばん気になるところですよね。
2026年6月改良後のメーカー希望小売価格(消費税込)で並べると、こうなります。
| グレード | 2WD(FR) | 4WD | デッキバンとの差(2WD) |
|---|---|---|---|
| X | 1,738,000円 | 1,892,000円 | 363,000円安い |
| RS | 1,859,000円 | 2,013,000円 | 242,000円安い |
| デッキバン | 2,101,000円 | 2,255,000円 | ー |

RSとの差額は242,000円です。装備の中身はRSとかなり近いので、この差はほぼ「荷台の分」と考えてよさそうです。
4WDはどのグレードも一律154,000円高くなります。
表の価格はスペアタイヤ(応急用)と工具付きのメーカー希望小売価格です。実際の支払いには、オプション・登録費用・保険などが加わります。
2021年12月の発売時や2024年11月の改良時の価格は、今より安く出ていることがあります。古い記事の数字を現行価格として見ないように気をつけてくださいね。
グレード全体の比較はアトレーのグレードの違いを一覧で比較、RSとXの違いはアトレーRSとXの違いで詳しく見られます。
デッキバンの装備はRSとどこが違う?
実は、デッキバンの装備はRSとほとんど同じなんです。
主な装備を並べてみます。
| 装備 | デッキバン | RS | X |
|---|---|---|---|
| 全車速追従機能付ACC・LKC | 標準 | 標準 | なし |
| 液晶メーター(2026年6月〜) | 標準 | 標準 | なし |
| エアコン | オート | オート | マニュアル |
| 両側パワースライドドア | 標準 | 標準 | 要確認 |
| ドアミラーのターンランプ | あり | あり | なし |
| リバース連動リヤワイパー | なし | 標準 | 標準 |
違いが出るのは、リバース連動リヤワイパーです。デッキバンは後ろが荷台なので、この装備は付きません。
高速を走るならACCは心強い
ACCとLKCが標準なのは、デッキバンの大きな強みです。
資材や道具を積んで遠くの現場へ行く方なら、高速道路での疲れ方が変わってきます。
- 全車速追従機能付ACCとLKC(レーンキープコントロール)
- 2026年6月改良で追加されたスマートアシストの検知拡大
- 液晶メーター「アクティブマルチインフォメーションメーター」
- オートエアコン
- LEDヘッドランプ・LEDフォグランプ(全車共通)
2026年6月の改良で、スマートアシストは横断中の自転車や交差点の右折時の対向車なども検知するようになりました。この改良は全グレード共通です。
軽トラとデッキバン、どっちが合う?
「アトレー 軽トラ」と調べる方は、軽トラと迷っているはずです。
どちらも荷台がありますが、考え方がまるで違います。
- 家族や仲間と4人で乗ることがある
- 汚れ物と、濡らしたくない物を分けて積みたい
- 高速道路をよく使う
- 雨の日に荷物を室内へ入れたい
- 乗るのは基本1〜2人
- 長い物や大きな物を荷台に積みたい
- 車両価格をできるだけ抑えたい
- 荷台の広さを最優先にしたい
デッキバンの荷台は長さ880mm(カタログ情報)です。軽トラのように長い資材を寝かせて積む使い方には向きません。
その代わり、室内に4人分の座席と、後ろに汚れ物スペースを両立できます。
例えばこんな場面です。
「畑の帰りに、子どもを塾に迎えに行くんだよね」
「泥の付いた道具は荷台、子どもは後ろの席に乗せられますね」
軽トラだと2人乗りなので、この使い方はできません。ここが大事なところです。
デッキバンが向いている使い道
『荷台が小さいなら、何に使うの?』という疑問もありますよね。
向いているのは、濡れた物・汚れた物・においのある物を室内と分けたい使い方です。
- 家庭菜園や畑の道具、土の袋を積む
- 釣りやキャンプの後の濡れた道具を置く
- サーフボードやウェットスーツを積む(長さは実寸で確かめる)
- 灯油タンクやガソリン携行缶など、においが気になる物を運ぶ
- 現場作業で汚れた工具を運ぶ
室内の荷室も使える
デッキバンは後ろが荷台ですが、後席を倒せば室内にも荷物を置けます。
雨に濡らしたくない物は室内、汚れてもいい物は荷台。この使い分けができるのがデッキバンらしさなんです。
荷台の積み方で気をつけること
オープン荷台なので、積んだ物が風や振動で動かないように固定が必要です。
荷物がはみ出す場合や高く積む場合は、道路交通法の積載制限の範囲に収めてください。固定が甘いと落下の危険があります。ロープやラッシングベルトでしっかり留めておきましょう。
最大積載量はグレードで違う場合があります。デッキバンの数値は車検証か諸元表で確かめておくと安心です。
4WDを選ぶかどうか
畑や河原、雪道に入るなら4WDも候補です。アトレーの4WDは2WD、4WD AUTO、4WD LOCKの3モードを切り替えられます。
必要かどうかの判断はアトレーの4WDは必要かにまとめました。
デッキバンを選ぶ時の注意点
満足しているオーナーさんが多い一方で、買ってから気づくポイントもあります。
- 積みたい物の長さが荷台(長さ880mm・カタログ情報)に収まるか
- 後席を使う頻度と、室内荷室の広さが足りるか
- リバース連動リヤワイパーが無いことに納得できるか
- 荷台のカバーやネットなど、必要なオプションの費用
- 4WDにした時の154,000円の差を払う価値があるか
荷台の雨対策
オープン荷台は雨ざらしです。濡らしたくない物を積むなら、荷台カバーや防水ボックスを用意しておきましょう。
車中泊には向きにくい
後ろが荷台のぶん、室内の奥行きは通常のアトレーより短くなります。
車中泊を考えているなら、通常のRSやXのほうが横になれるスペースを取りやすいです。
維持費は通常のアトレーと同じ考え方
『荷台付きだと税金が高くなるのでは』と心配される方もいますよね。
デッキバンも4ナンバーの軽貨物なので、軽自動車税(種別割)は自家用で年5,000円です。車検も初回2年、以降2年ごとで、ほかのグレードと変わりません。
| 項目 | デッキバン(自家用) |
|---|---|
| 軽自動車税(種別割) | 年5,000円 |
| 車検 | 初回2年・以降2年ごと |
| 燃料・タンク容量 | 無鉛レギュラー・38L |
税と車検の仕組みはアトレーは4ナンバー(軽貨物)で詳しく解説しています。
見積もりで総額を比べる
デッキバンは車両価格がアトレーの中でいちばん高く、オプションも増えがちです。
いくつかの販売店で見積もりを取り、総額の差を比べておくと、値引き交渉もしやすくなります。
アトレー買いたいドットコム
アトレーの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、アトレーの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
値引きの目安と交渉の順番はアトレーの値引き相場と限界額で詳しく解説しています。
デッキバンの中古はどう選ぶ?
「アトレー デッキバン 中古」で探す方も増えています。現行デッキバンは2021年12月発売なので、中古でも比較的新しい年式が中心です。
年式で見ておきたいのは、改良のタイミングです。
| 時期 | 主な変更 | 中古で見るポイント |
|---|---|---|
| 2021年12月 | 発売(X・RS・デッキバン) | 初期型。装備はカタログで確認 |
| 2024年11月 | 後方確認の新安全規制に対応したセンサー追加 | 後方センサーの有無 |
| 2026年6月 | スマートアシスト検知拡大・液晶メーター採用 | 液晶メーターの有無で見分けやすい |
液晶メーターが付いていれば、2026年6月以降の改良型だと見分けやすくなります。
荷台は傷やサビが出やすい場所です。荷台の床面や、あおりのヒンジまわりを実車で確かめておきましょう。業務で使われていた車は、走行距離より使われ方を記録簿で見るのがおすすめです。
新車と中古、どちらが得かはアトレーは新車と未使用車どちらが得かも参考にしてみてください。売る時の値段が気になる方はアトレーのリセールバリューもどうぞ。
- ダイハツ アトレー 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
アトレー デッキバンは何人乗りですか?
乗車定員は4名です。前席2名と後席2名に座れ、後ろにオープン荷台があります。
デッキバンの価格はいくらですか?
2026年6月改良後のメーカー希望小売価格(消費税込)で、2WDが2,101,000円、4WDが2,255,000円です。RSより2WDで242,000円高い設定です。
デッキバンは軽トラの代わりになりますか?
荷台の長さはカタログ情報で880mmなので、長い物を積む用途では軽トラに及びません。4人乗りと汚れ物の積み分けを両立したい方に向いています。
デッキバンにACCは付いていますか?
付いています。全車速追従機能付ACCとLKCは、RSとデッキバンに標準です。Xには付きません。
デッキバンの燃費はどれくらいですか?
WLTCモードで14.7km/Lです。アトレーは全グレード共通の数値で、2WDでも4WDでも同じです。
まとめ
- デッキバンは4人乗りの室内と後部オープン荷台を持つアトレーのグレード
- 価格は2WD 2,101,000円・4WD 2,255,000円で、RSとの差は242,000円
- ACC・LKC・液晶メーターなど装備はRSとほぼ同じで、リバース連動リヤワイパーは無い
- 荷台は長さ880mm(カタログ情報)なので、長い物より汚れ物の積み分けに向く
- 中古は液晶メーターの有無で2026年6月改良型を見分けやすい






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