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週末は夜明け前に港へ。竿とクーラーボックスを積んで、帰りは少し仮眠もしたい。そんな使い方でアトレーを考えている方、多いですよね。
結論から言うと、アトレーは釣りにも自転車にも向いた車です。荷室は諸元表で長さ1,820mm、室内の天井にロッドを渡せば長い竿も寝かせたまま運べます。
この記事では、荷室の数字を使って「何がどう積めるか」と、ロッドホルダーや固定のコツを具体的にお伝えします。
アトレーは釣りやトランポに向いている?
『軽バンで本当に足りるの?』と不安になる方もいるはずです。
アトレーは4ナンバーの軽貨物車です。荷物を積むことが前提の車なので、荷室の床が平らで、汚れにも強い作りになっています。
まずは、釣りや自転車に関係する数字を並べてみます。現行型(2021年12月発売・S700V/S710V)のダイハツ公式の諸元とカタログ情報です。
| 項目 | 数値 | 釣り・トランポでの意味 |
|---|---|---|
| 荷室長 | 1,820mm(RS 2WD・諸元表) | 後席をたたんだ状態で寝かせられる長さの目安 |
| 荷室幅 | 1,265mm(同上) | 自転車を横に並べる時の目安 |
| 荷室高 | 1,215mm(同上) | 自転車を立てたまま積めるかの目安 |
| 最大積載量 | 350kg(2名乗車時)・250kg(4名乗車時) | クーラーや道具を合わせた重さの上限 |
| 全高 | 1,890mm | ルーフに物を載せる時の出発点 |
| 燃料タンク | 38L | 遠くの釣り場へ行く時の目安 |
荷室寸法は、資料によって1,915mm×1,410mm×1,250mmと書かれている物もあります。測る位置の違いと考えられるので、ぎりぎりの物は実車で測ってみてください。
釣り・自転車・バイクの運搬には、アトレーの荷室の長さと平らな床がそのまま生きます。気をつけたいのは長さより「高さ」と「重さ」です。

積める重さの考え方はアトレーの最大積載量と荷室寸法で詳しく書いています。
釣り竿はどう積む?ロッドホルダーの選び方
ここがいちばん気になるところですよね。
竿を荷室の床に置くと、クーラーやバッグに押されて穂先が折れやすくなります。そこで使われるのがロッドホルダーです。
天井に渡すタイプが定番
アトレーの室内では、左右の窓の上あたりにバーを渡し、そこへ竿を寝かせる形がよく使われます。床が空くので、クーラーやタックルボックスを置く場所が残るんです。
製品を選ぶ時は、車種の適合表に「S700V/S710V」と書かれているかを見てください。兄弟車のハイゼット カーゴと同じ車体なので、両方の名前が並んでいることもあります。
- 適合表に型式S700V/S710Vがあるか確かめる
- 持っている竿の仕舞い寸法(継いだ時の長さ)を測る
- 取り付けにユースフルナットや室内のフックを使うかを見る
- 後席に人を乗せる日があるか考える
- 天井に付けた後、頭が当たらないかを運転席で試す
純正のロッドホルダーはある?
『純正があれば、それがいちばん安心では?』と思いますよね。
ダイハツ純正アクセサリーの品ぞろえは、年式や改良のたびに入れ替わります。純正のロッドホルダーやキャリアバーを使いたい方は、見積もりの時に販売店でアクセサリーカタログを見せてもらうのが早いです。
社外品は選べる形が多く、竿の本数に合わせて選びやすいのが良いところです。純正は車に合わせて作られているので、取り付けの手間が少ないことが多いですね。
自作する時に気をつけたいこと
ホームセンターの突っ張り棒や塩ビパイプで、ロッドホルダーを自作する方もいます。費用を抑えられて、自分の竿に合わせられるのは魅力です。
ただ、ブレーキを踏んだ時に竿やバーが前に飛んでこない作りにしておくことが大事です。
突っ張り棒だけで支えると、段差の揺れで少しずつずれてきます。天井の内張りを押し広げてしまうこともあります。固定はユースフルナットなど、車に元からある固定点を使うのがおすすめです。
クーラーボックスはどこに置く?
氷と魚で重くなったクーラーは、荷室の前寄り、後席の背もたれの近くに置くのが基本です。重い物を車の中央に寄せると、カーブで揺れにくくなります。
バックドアのすぐ内側に置くと、下ろしやすい反面、ブレーキのたびに前へ滑ってきます。ベルトでマルチフックに留めておくと、帰り道の水こぼれも防げますよ。
ロードバイクや自転車は何台積める?
自転車好きの方にとっては、ここが決め手になりますよね。
荷室高は諸元表で1,215mmです。ロードバイクは車種やサイズで高さが変わるので、積めるかどうかは「ハンドルとサドルの高さ」と比べて考えます。
| 積み方 | やり方 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 立てたまま積む | 前輪を外すか付けたまま、床に固定具で立てる | 車体を傷めたくない、積み下ろしを速くしたい |
| 寝かせて積む | 毛布などを敷いて横に倒す | 固定具を付けたくない、1台だけ運ぶ |
| 前輪を外して立てる | フォークを床の固定具に止める | 2台以上を並べて運びたい |

前輪を外して立てる積み方なら、荷室幅1,265mmの中に2台並べられる例が多いです。とはいえ、ハンドル幅やペダルの位置でぶつかることもあります。
「前輪、毎回外すの面倒じゃない?」
「慣れると1分もかからないよ。そのほうが倒れないし」
こんなやり取り、自転車仲間の間ではよくありますよね。外す手間と引き換えに、車内で倒れにくくなるのが大きな利点です。
- 荷室の床に固定具(フォークマウントなど)を取り付けておく
- 後席をたたみ、荷室の床を平らにする
- 前輪を外し、フォークを固定具に止める
- 外した前輪は横に置き、ベルトで固定する
- 走り出す前に、車体を手で揺らしてぐらつきがないか確かめる
大人用のシティサイクルやマウンテンバイクは、ハンドル幅が広い物が多いです。荷室の幅と高さを実車で測ってから、何台積むか決めておきましょう。
バイクのトランポとして使うなら
アトレーを「トランポ」、つまりバイクを運ぶ車として使う方もいます。オフロードバイクをレースや練習場へ運ぶ使い方ですね。
ここで大事なのは、荷室に入るかどうかより「重さ」と「固定」です。
最大積載量は2名乗車時で350kg、4名乗車時で250kgです。この中に、バイク本体、ガソリン、工具、ウェアなど、積む物すべての重さが入ります。
バイクの重さは車種によって大きく違います。小さめのオフロードバイクでも、道具を合わせると100kgを超えることはよくあります。
積み込みにはラダーレール(はしご状のスロープ)を使います。荷室の床の高さとラダーの長さが合わないと、角度が急になり押し上げるのが大変なんです。
| 準備する物 | 役割 |
|---|---|
| ラダーレール | バイクを荷室に押し上げる |
| タイダウンベルト | バイクを前後左右から引いて固定する |
| ホイールストッパー | 前輪を止めて倒れにくくする |
| 床の保護マット | オイルや泥から床を守る |
タイダウンベルトを引っかける場所は、荷室のユースフルナットやマルチフックが使えます。フックの耐えられる重さは製品や取扱説明書で確かめてみてください。
釣りの帰りに車中泊もしたい時は
『夜釣りの後、少し寝てから帰りたい』という方も多いはずです。
釣りと車中泊を両方やるなら、荷物の置き場所を先に決めておくのがコツです。竿は天井のロッドホルダー、クーラーは荷室の奥、寝る場所は運転席側の後ろ、という具合ですね。
- 竿を天井に逃がし、床を寝る場所にあける
- 濡れた道具は防水の箱やマットの上にまとめる
- 窓に目隠しを付け、外から見えにくくする
- 虫が気になる季節は窓用の網戸を用意する
- 寝る前にエンジンを止め、換気を確かめる
アトレーの荷室には防水のイージーケアマットが付いています。濡れたウェーダーやバケツを置いても、拭くだけで済むのは釣り人にはうれしいところです。
寝床の作り方やベッドキットの選び方はアトレーで車中泊|フルフラットの作り方とベッドキットにまとめています。窓の目隠しや網戸はアトレーのサンシェード・カーテン・網戸の選び方も参考にしてみてください。
釣り仕様・釣りカスタムでよくある組み合わせ
「アトレーの釣り仕様」と言っても、決まった形があるわけではありません。多くの方がやっているのは、次のような組み合わせです。
| カスタム | 目的 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 天井のロッドホルダー | 竿を寝かせて運ぶ | 製品や本数で変わる |
| 有孔ボードや棚 | 小物を壁面に掛ける | 材料や製品で変わる |
| ラゲッジボード | 床を二段にして下に道具を入れる | 製品や素材で変わる |
| ルーフキャリア | 長物や大きい道具を屋根に載せる | 製品や取付方法で変わる |
| 防水マット・床の保護 | 海水や泥から床を守る | 製品で変わる |
費用は製品や取り付け方でかなり変わるので、ここでは金額を書いていません。見積もりを取って比べてみてください。
ボードや棚の付け方はアトレーの荷室カスタム|ラゲッジボード・有孔ボード・棚、屋根に載せる時はアトレーのルーフキャリア・ルーフボックスの選び方が参考になります。
アトレーの全高は1,890mmです。ルーフキャリアに物を載せると2mを超えることもあり、立体駐車場や高さ制限のある場所に入れなくなります。
4ナンバーだから気をつけたいこと
アトレーは4ナンバーの軽貨物車です。荷物を運ぶ車として決まりが作られているので、カスタムの時にも関係してきます。
例えば、荷室に棚やベッドを固定すると、車検の時に「荷物を積む場所」がきちんと残っているかを見られることがあります。取り外しできる形にしておくと安心なんです。
軽自動車税は年5,000円(自家用・貨物)、車検は初回2年・以降2年ごとです。4ナンバーならではの決まりはアトレーは4ナンバー(軽貨物)|乗用との違い・税金・車検で確かめておきましょう。
4WDは2WD/4WD AUTO/4WD LOCKの3つを切り替えられます。砂浜の近くや雪の残る山あいの釣り場へ行くなら、4WDも候補に入れておくといいですよ。
車の大きさ全体はアトレーのサイズ一覧で、駐車場の高さ制限とあわせて見ておくと失敗しにくいです。
これからアトレーを買う方は、釣りやカスタムの費用も含めて予算を考えますよね。車両の値引きの目安と交渉の順番はアトレーの値引き相場と限界額で解説しています。
よくある質問
アトレーに長い釣り竿はそのまま積めますか?
荷室長は諸元表で1,820mmです。それより長い竿は、天井のロッドホルダーに斜めに渡すか、仕舞い寸法を短くして積みます。持っている竿の長さを測ってから決めてみてください。
ロッドホルダーの純正品はありますか?
ダイハツ純正アクセサリーの品ぞろえは年式で変わります。購入時に販売店でアクセサリーカタログを見せてもらうのが確実です。社外品なら型式S700V/S710Vの適合を確かめて選びます。
ロードバイクは何台積めますか?
前輪を外して立てる積み方なら、2台並べて運ぶ例が多いです。ハンドル幅やサイズで変わるので、実車の荷室で測ってから決めてください。
バイクのトランポにすると積載量は足りますか?
最大積載量は2名乗車時で350kgです。バイク本体と道具、人以外の荷物をすべて足した重さで考え、上限を超えないようにしましょう。
釣りの後に荷室で寝られますか?
後席をたたむと荷室が平らになり、寝るスペースを作れます。竿を天井に逃がし、濡れた道具をまとめておくと寝る場所を広く取れます。
まとめ
- アトレーの荷室は諸元表で1,820mm×1,265mm×1,215mm(RS 2WD)
- 竿は天井のロッドホルダーに寝かせると床があく
- ロードバイクは前輪を外して立てると2台並べやすい
- トランポは最大積載量350kg(2名乗車時)の中で考える
- 屋根に載せると全高1,890mmからさらに高くなる





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