アトレーのルーフキャリア・ルーフボックスの選び方

屋根にルーフラックを付けたアトレー

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『荷室が広いアトレーでも、キャンプ道具を積むと足りない…』。そんな時に考えるのがルーフキャリアですよね。

結論から言うと、アトレーに屋根の積載を足すなら、まず「高さ」と「取り付け方式」を決めるのが先です。全高1,890mmの車なので、載せた後の高さが生活の中で困らないかが分かれ目になります。

この記事では、ルーフキャリア・ルーフボックス・ヒッチキャリアの違いと、失敗しない選び方を数字で見ていきます。

目次

アトレーに付けられるキャリアの種類

先に結論

屋根に載せるならルーフキャリア(ルーフラック)かルーフボックス、後ろに付けるならヒッチキャリアかリヤラダーです。積みたい物と、高さ・長さの余裕で選ぶと迷いません。

「アトレー キャリア」と一口に言っても、付ける場所と形でいくつかの種類があります。

種類付ける場所向いている荷物気をつける点
ルーフキャリア(ルーフラック)屋根脚立・長尺物・コンテナ・キャンプ道具高さが増える・風切り音
ルーフボックス屋根濡らしたくない衣類・寝袋・小物高さが大きく増える
ベースキャリア+専用アタッチメント屋根自転車・サーフボード・スキー板取付キットの適合
ヒッチキャリア車体の後ろクーラーボックス・自転車全長・ナンバーや灯火の隠れ
リヤラダー(はしご)バックドア付近屋根への上り下り取り付け方法と強度

アトレーは荷室だけでも、諸元表の数値で荷室長1,820mm×荷室幅1,265mm×荷室高1,215mm(RS 2WD)あります。

それでも、車中泊で寝床を作ると荷物の置き場が足りなくなるんです。屋根や後ろに逃がす発想は、ここから生まれます。

アトレーに付けられるキャリアの種類と付ける場所を示した図

ルーフラックとルーフキャリアは同じ?

呼び方の違いで、ほぼ同じ物を指すことが多いです。

平たい台のような形で、周りに柵が付いたものを「ルーフラック」と呼ぶ傾向があります。見た目がワイルドで、アトレーのような箱型の車と相性がいいんです。

付けた後の高さはどうなる?

ここが大事なところです。アトレーは背が高い車なので、屋根に載せると高さの余裕が一気に減ります。

現行アトレーの全高は1,890mmです。軽自動車の規格は全高2.0m以下なので、車そのものの余裕は110mmほどです。

項目数値
アトレーの全高(現行・公式)1,890mm
軽自動車の規格(全高)2,000mm以下
車そのものの余裕110mm
計算例:高さ100mmのキャリアを載せた場合約1,990mm
計算例:高さ400mmのルーフボックスを載せた場合約2,290mm

計算例のキャリア高さは仮の数字です。実際の高さは製品ごとに違うので、脚の高さと本体の高さを足して確かめてみてください。

よくある失敗

自宅のカーポートや立体駐車場、ドライブスルーの高さ制限を測らずに付けてしまうケースです。屋根に積んだ荷物の高さも加わるので、余裕を持って確かめておきましょう。

取り付け後の車検での扱いは、取り付け方法やサイズで変わることがあります。気になる方は、取り付けるお店か車検を受けるお店に先に聞いてみてください。

リフトアップと組み合わせると、さらに背が高くなります。リフトアップの注意点はアトレーのリフトアップでまとめています。

ルーフキャリアの選び方

『種類が多すぎて、どれを選べばいいか分からない』という方も多いはずです。

選ぶ順番を決めてしまえば、そんなに迷いません。

ルーフキャリアを選ぶ順番
  1. 積みたい物の長さ・重さ・数を書き出す
  2. 屋根の上か、後ろか、室内で足りるかを決める
  3. アトレー(S700V/S710V)用の適合表があるかを確かめる
  4. 取り付け後の高さを計算し、よく使う駐車場の制限と比べる
  5. 取扱説明書とキャリア側の最大積載の表示を確かめる

アトレーは型式がS700V(2WD)とS710V(4WD)です。兄弟車のハイゼット カーゴと同じ車体なので、適合表では両方の名前が並んでいることがあります。

ただし、先代のアトレーワゴン(S321G/S331G)用とは形が違います。中古のキャリアを買う時は、型式を取り違えないようにしてくださいね。

屋根に載せる重さは、積載量にも入る

見落としがちなのが、屋根の荷物も車の積載に数えられる点です。

現行アトレーの最大積載量は、2名乗車時で350kg、4名乗車時で250kgです(公式諸元)。キャリア本体と屋根の荷物、荷室の荷物を合わせて考えておきましょう。

買う前に確かめたいこと
  • 型式S700V/S710Vへの適合が書かれているかを確認する
  • キャリア側と取扱説明書の最大積載の表示を見ておく
  • 取り付け後の全高を計算しておく
  • 風切り音を抑える部品(フェアリング等)が付けられるかを見ておく
  • 外す時に工具が何本いるかを確認しておく

ルーフボックスは向いている?

『雨でも荷物を濡らしたくない』という方には、ルーフボックスが気になりますよね。

ルーフボックスはふたの付いた箱で、寝袋や着替えのような軽くてかさばる物に向いています。鍵がかかる製品も多いです。

ルーフボックスが向いている人
  • 軽くてかさばる物を多く積む
  • 雨や砂ぼこりから荷物を守りたい
  • 見た目をすっきりさせたい
  • 荷物を外から見えないようにしたい
ルーフキャリアが向いている人
  • 脚立や長い物、泥の付いた道具を載せる
  • 高さをできるだけ抑えたい
  • 載せる物の形がばらばら
  • 荷物の出し入れの手軽さを優先したい

アトレーは全高1,890mmなので、ルーフボックスの荷物を出し入れするには踏み台があると楽です。背の高い車ほど、屋根の上は手が届きにくいんです。

リヤラダーや、ドアの開口部に引っかけて使うステップを組み合わせる方もいます。

ヒッチメンバー・ヒッチキャリアはどう?

「屋根は高くなるから、後ろに付けたい」という方もいますよね。

ヒッチキャリアは、車体の後ろに付けたヒッチメンバーに差し込んで使う台です。高さは増えませんが、そのかわり車の長さが伸びます。

項目数値・内容
アトレーの全長(現行・公式)3,395mm
軽自動車の規格(全長)3,400mm以下
車そのものの余裕5mm
後ろに付けた時に見られやすい点ナンバープレートや灯火が隠れていないか

実は、アトレーは全長の余裕がほとんどありません。後ろに何かを付けると、軽の規格の長さを超える形になります。

ヒッチメンバーを付けてトレーラーを引く場合は、車検証の記載変更が必要になることがあります。ヒッチキャリアの扱いも含めて、取り付けるお店に先に確かめておきましょう。

バックドアとの干渉

後ろに付けたキャリアに荷物を載せると、バックドアが開けにくくなることがあります。荷室をよく使う方は、キャリアごと倒せるタイプかどうかも見ておくと便利です。

リヤラダー(はしご)は必要?

ルーフキャリアを付けると、屋根の荷物に手が届かないのが悩みになりますよね。そこで検討されるのが、後ろに付けるラダーです。

ラダーがあると、屋根に上って荷物の固定やシートかけがしやすくなります。脚立を積まなくて済むのも便利なところです。

ただ、ラダーも付け方によっては車の長さや見た目に影響します。取り付けにバックドアまわりの穴あけが要るかどうかも、先に確かめておきましょう。

『はしごまでは要らないかも』という方は、折りたたみの踏み台を荷室に入れておくだけでも十分なことがあります。

おしゃれに見せる付け方

「アトレー ルーフキャリア おしゃれ」で探している方は、見た目も大事にしたいはずです。

箱型のアトレーには、平たいルーフラックがよく似合います。黒い柵のラックは、どのボディカラーにも合わせやすいです。

ボディカラー合わせやすいキャリアの色(一例)見え方
オフビートカーキメタリック黒・マットブラックアウトドア寄りで一体感が出る
トニコオレンジメタリック黒色のコントラストが強く目立つ
シャイニングホワイトパール黒・シルバーすっきり見える
ブラックマイカメタリック黒車体と一体に見える
レーザーブルークリスタルシャイン黒爽やかで遊び道具感が出る
ブライトシルバーメタリック黒・シルバー仕事にもレジャーにもなじむ

色の組み合わせは好みで大丈夫です。ボディカラーの一覧はアトレーの色は何色ある?で見られます。

ホイールやバンパーまで含めて雰囲気をそろえたい方は、アトレーのカスタムパーツ・ドレスアップの定番と注意点も参考にしてみてください。

売る時に困らない付け方

『いつか手放す時に、減額されないかな』。長く乗るつもりでも、気になるところですよね。

キャリアのような外装パーツは、好みが分かれるほど査定で評価されにくい傾向があります。

売る時に困らないためにできること
  • 屋根や車体に穴を開けない取り付け方を選ぶ
  • 外した時に、跡や傷が残りにくいかを確かめておく
  • 純正の状態に戻せるように、部品と説明書を保管しておく
  • 売る前に外すか、付けたまま査定してもらうかを比べる

アトレーはカスタムして楽しむ方が多い車なので、人気のキャリアならプラスに見てもらえることもあります。ただ、店によって見方が違うので、付けたままと外した状態の両方を聞いてみるのが安心です。

売る時の値段がどこで変わるかは、アトレーのリセールバリューで詳しくまとめています。

室内で積む方法も考えておく

実は、屋根に載せる前に室内の使い方を見直すだけで足りることもあります。

アトレーの荷室にはユースフルナットやマルチフックが付いていて、棚やバーを付けて上の空間を使えます。竿や板のような長い物は、室内の天井付近に吊るす方も多いです。

高さや長さが増えないので、駐車場の心配も要りません。室内の棚やボードの付け方はアトレーの荷室カスタムで詳しく紹介しています。購入前の値引きや総額の話はアトレーの値引き相場と限界額でまとめています。

アトレーでキャリアを付けた時の高さと長さの余裕を示した図
公式・関連サイトの情報

よくある質問

アトレーにルーフキャリアを付けると車検に通りますか?

取り付け方法やサイズによって扱いが変わることがあります。取り付けるお店か、車検を受けるお店に事前に確かめておくと安心です。

ハイゼット カーゴ用のルーフキャリアはアトレーに付けられますか?

現行のアトレーとハイゼット カーゴは同じ車体なので、両方に適合と書かれた製品が多いです。ただし製品ごとに適合は違うので、型式S700V/S710Vの記載を確かめてください。

ルーフキャリアを付けると燃費は落ちますか?

空気抵抗が増えるので、燃費は落ちやすくなります。カタログのWLTC燃費14.7km/Lは、キャリアを付けていない状態の値です。使わない時期は外しておくのも一つの方法です。

ルーフキャリアに積める重さはどれくらいですか?

車の取扱説明書とキャリア側の表示で上限が決まっています。低い方の数字に合わせ、キャリア本体の重さも含めて考えておきましょう。

e-アトレーにも同じキャリアは付きますか?

e-アトレーは型式S781Vの別型式です。ガソリン車と同じ車体まわりでも、適合表で個別に確かめてください。

まとめ

この記事の要点
  • 屋根ならルーフキャリアかルーフボックス、後ろならヒッチキャリアかリヤラダー
  • 全高1,890mmで、軽の規格2.0mまでの余裕は110mm。載せた後の高さを計算しておく
  • 全長3,395mmで、軽の規格3.4mまでの余裕は5mm。後ろに付けるなら扱いを先に確認する
  • 適合は型式S700V/S710Vで確かめ、先代アトレーワゴン用と取り違えない
  • 穴を開けずに付け、純正に戻せる状態にしておくと売る時に困らない
アトレー買いたいドットコム

アトレー買いたいドットコム 編集部

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