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アトレーを家族の車にもしたいけれど、後ろの席の使い勝手とチャイルドシートが気になる。そんな方も多いはずです。
結論から言うと、アトレーのシートは「4人で乗る」か「2人で乗って荷室を広く使う」かの2択が基本です。チャイルドシートは後席に付けて、固定方法を事前に確かめておけば日常使いは十分こなせます。
乗る人数ごとに何がどこまで積めるのか、チャイルドシートの付け方と一緒に見ていきましょう。
アトレーのシートアレンジは「何人乗るか」で決まります
アトレーの乗車定員は4名です。ただ、車検証を見ると定員の欄が「4名(2名)」と2段になっているんです。
これは4ナンバー(軽貨物)ならではの書き方です。後席を起こせば4人、倒せば2人乗りの貨物車として扱う、という意味なんですね。
『普通の軽と同じように後ろを倒すだけでしょ?』と思いますよね。操作は似ていますが、倒した時に積める重さが変わるのがアトレーの特徴です。
| 使い方 | 乗れる人数 | 最大積載量 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 後席を起こす | 4名 | 250kg | 家族での移動、送り迎え |
| 後席を倒す | 2名 | 350kg | 仕事の荷物、キャンプ、車中泊 |
数値は現行型(2021年12月発売の6代目・ダイハツ公式諸元)の値です。2WDと4WDで最大積載量は同じです。
後席を使うと、積める重さは350kgから250kgに下がります。4人で乗って重い物も積む日は、荷物の重さをざっくり見積もっておきましょう。
4ナンバーの決まりごとはアトレーは4ナンバー(軽貨物)|乗用との違い・税金・車検で詳しく扱っています。
後席を倒すとどれくらいの荷室になりますか
後席を倒した時の荷室は、アトレーを選ぶ一番の理由と言ってもいいくらいの広さです。
ダイハツ公式の諸元表では、荷室長1,820mm、荷室幅1,265mm、荷室高1,215mm(RS 2WD)です。
実はこの数値、資料によっては1,915mm×1,410mm×1,250mmと書かれていることもあります。測る場所の違いと考えられるので、ぎりぎりの物を積む時は実車でメジャーを当ててみてください。
| 項目 | 諸元表の値(RS 2WD) | 身近なものに置き換えると |
|---|---|---|
| 荷室長 | 1,820mm | 大人が足を伸ばして横になれる長さに近い |
| 荷室幅 | 1,265mm | シングル布団の幅(約1,000mm)より広い |
| 荷室高 | 1,215mm | 小学生が中で立てるくらい |
ここが大事なところです。荷室の床は防水の「イージーケアマット」で、汚れた道具をそのまま置けます。
さらに荷室の壁にはユースフルナットやマルチフックが並んでいます。棚やネットを後から付けられるので、シートを倒した後の使い道がぐっと広がるんです。

何がどこまで積めるかはアトレーの最大積載量と荷室寸法で荷物ごとに見ています。
後席の座り心地とアレンジの注意点
アトレーの後席は、倒して荷室を作ることを優先した造りです。ですから、座り心地は乗用の軽ワゴンと同じとはいきません。
『後ろに乗せた家族から文句が出ないかな』と心配になりますよね。短い移動なら気になりにくいですが、長距離では背もたれの角度や座面の薄さが気になる、という声はよく聞かれます。
- 背もたれの角度を変えられるか、実車で動かしてみる
- 左右を別々に倒せるか、装備表と実車で確かめる
- ヘッドレストの高さが家族の身長に合うか
- 後席に座った時、足元に荷物を置く余裕があるか
左右を分けて倒せるかどうかは、アレンジの自由度を大きく左右します。片側だけ倒せれば「3人乗って長い物も積む」ができますが、できなければ2人か4人の二択になります。
年式やグレードで仕様が違う可能性もあるので、販売店で実際に倒してみるのが一番早いです。
倒す時の手順も見ておきましょう。ヘッドレストを外す必要があるか、背もたれを倒すレバーはどこにあるか。毎回の作業になるので、家族の誰が操作しても1人で無理なく倒せるかも大事なポイントです。
後席の座り心地を上げる方法は、リクライニングキットやクッションなどの後付けになります。詳しくはアトレーの後部座席は狭い?リクライニングキットと快適化にまとめました。
助手席を前に倒して長い物を積めるかどうかは、年式とグレードで扱いが違う可能性があります。釣り竿やサーフボードのように2m近い物を積む予定があるなら、購入前に実車で確かめておきましょう。
チャイルドシートは後席に付けるのが基本です
チャイルドシートは後席に付けてください。これはアトレーに限らず、どの車でも同じ考え方です。
助手席の前にはSRSエアバッグがあります。後ろ向きに付けるベビーシートを助手席に付けると、エアバッグが開いた時に強い力がかかってしまうんです。
『助手席のほうが様子を見やすいのに』という気持ちは分かります。ただ、ここは譲らないでおきましょう。ルームミラーに付ける補助ミラーを使えば、運転席から後ろの様子を見られます。
- チャイルドシートの取扱説明書で、固定方法(ISOFIXかシートベルトか)を確かめる
- チャイルドシートメーカーの車種別適合表で、アトレー(3BD-S700V/S710V)が載っているか確かめる
- 後席の座面と背もたれのすき間で、固定金具やベルトの位置を確かめる
- 仮に置いてみて、ぐらつきと背もたれとのすき間を見る
- 本固定したら、手で左右前後に揺すってずれないか確認する
適合表は、チャイルドシートメーカーの公式サイトに車種ごとに載っています。型式で探すと、年式違いの取り違えが起きにくいですよ。
アトレーのISOFIXはどう確かめる?
アトレーにISOFIXの固定金具があるかどうかは、自分の目で確かめるのが確実です。
ISOFIXの金具は、後席の座面と背もたれのすき間の奥にあります。多くの車では、すき間のそばに小さなタグやマークが付いています。
ISOFIX金具の位置、トップテザーを掛ける場所、付けられる席は取扱説明書に図で載っています。中古で買う場合は、車に積まれた取扱説明書の年式が合っているかも見ておきましょう。
ISOFIXが使えない、またはチャイルドシート側がシートベルト固定の場合は、後席の3点式シートベルトで固定します。
シートベルト固定は、ベルトのねじれとたるみが大敵です。締めた後に体重をかけて押し込み、もう一度ベルトを引いておくと、ぐらつきがかなり減ります。
例えば、こんなやりとりが販売店でよくあります。
「このチャイルドシート、アトレーに付きますか?」
「適合表を見てみますね。型式が分かれば確実に調べられますよ」
ここで型式を伝えられるとスムーズです。新車なら見積書、中古なら車検証に書いてあります。

チャイルドシートを付けたままのアレンジはどうなる?
チャイルドシートを付けたまま、その側の後席を倒すことはできません。倒すたびに外すのは手間ですよね。
だから、先に「チャイルドシートを付ける側」と「倒して荷室にする側」を決めておくと楽になります。
| 場面 | チャイルドシート | 後席の使い方 | 最大積載量の目安 |
|---|---|---|---|
| 平日の送り迎え | 後席に1台 | 起こしたまま | 250kg(4名乗車時) |
| 週末の買い物 | 後席に1台 | もう片側を倒す(仕様による) | 仕様と乗車人数で変わる |
| キャンプや帰省 | 外す、または後席に1台 | 起こしたまま荷室を使う | 250kg(4名乗車時) |
| 大物の運搬 | 外す | 両側とも倒す | 350kg(2名乗車時) |
片側だけ倒した時の積載量は、車検証の記載どおりにはっきり分かれていません。迷ったら少ないほうの250kgを目安にしておくと安心です。
実は、チャイルドシートの付け外しで一番困るのは「外した後の置き場所」なんです。家の玄関に置けるか、先に考えておきましょう。
子どもを後席に乗せる時はスライドドアが助けになります
チャイルドシートを使う家庭にとって、後席への乗せ降ろしは毎日のことですよね。ここでアトレーのスライドドアが効いてきます。
RSとデッキバンには、両側パワースライドドアが標準で付いています(ダイハツ公式の装備表)。子どもを抱っこしたままでも、ボタンやキーで開け閉めできるんです。
『狭い駐車場で隣の車にドアをぶつけないか心配』という方も多いはずです。スライドドアなら横に大きく開かないので、その心配がぐっと減ります。
- 開口部の高さと、ステップの高さが子どもの背丈に合うか
- 抱っこしたまま頭をぶつけずに乗り込めるか
- チャイルドシートのベルトを締める時、大人が車内でかがめるか
- Xを選ぶ場合、スライドドアの装備がどうなっているか装備表で確かめる
アトレーは全高1,890mmの背の高い車です。車内でかがんでベルトを締める作業は、背の低いワゴンよりずっと楽なんです。
ただ、床が高めなので小さい子が1人で乗り降りするには少し段差があります。乗り込む時は手を添えてあげましょう。
福祉車両のアトレー スローパーはシートの考え方が違います
車いすのまま乗れる福祉車両「アトレー スローパー」は、後ろの空間を車いす用に使う設計です。通常のアトレーとは、後席のアレンジの考え方がまったく違います。
『家族の介護もあるから、どっちがいいんだろう』と迷う方もいるはずです。車いすで乗る人がいるならスローパー、そうでなければ通常のアトレーという分け方がシンプルです。
- 後席を倒して最大350kg(2名乗車時)まで積める
- チャイルドシートを後席に付けられる
- 後ろの空間は車いすの乗車が前提になる
- 価格は通常のアトレーより高く、消費税は非課税の扱い
スローパーの価格や使い勝手はアトレー スローパー(福祉車両)の価格と使い勝手で見ています。
- ダイハツ アトレー 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
アトレーは何人乗りですか。
乗車定員は4名です。車検証には「4名(2名)」と書かれていて、後席を倒すと2人乗りの貨物車として扱われます。
後席を倒すと何kgまで積めますか。
2名乗車時の最大積載量は350kgです。後席を起こして4名で乗る時は250kgになります(現行型・ダイハツ公式諸元)。
チャイルドシートは助手席に付けられますか。
助手席にはSRSエアバッグがあるため、特に後ろ向きのベビーシートは後席に付けるのが基本です。前向きでも後席を選んでおくと安心です。
アトレーのISOFIXはどこにありますか。
ISOFIXの金具は、後席の座面と背もたれのすき間の奥にあるのが一般的です。有無と位置は取扱説明書のチャイルドシートの項で確かめてください。
チャイルドシートが付くか事前に調べる方法はありますか。
チャイルドシートメーカーの車種別適合表で、型式(3BD-S700V/S710V)を探すのが確実です。販売店に型式を伝えて調べてもらう方法もあります。
まとめ
- アトレーの定員は4名(2名)で、後席を倒すと2人乗りの貨物車になる
- 最大積載量は2名乗車時350kg、4名乗車時250kg
- 荷室は諸元表で長さ1,820mm×幅1,265mm×高さ1,215mm(RS 2WD)
- チャイルドシートは後席に付け、固定方法と適合表を先に確かめる
- 後席の座り心地が気になるなら後付けの快適化パーツも候補になる
新車でアトレーを検討しているなら、値引きの相場と交渉の順番も見ておくと安心です。アトレーの値引き相場と限界額もあわせてどうぞ。





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