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アトレーを見るたびに「タイヤが小さくてかわいいけど、もう少し足元を引き締めたい」と思っている方も多いはずです。ただ、4ナンバーの車はホイールを替えると車検が気になりますよね。
結論から言うと、アトレーの純正は12インチで、14インチへのインチアップはよく選ばれています。ただし外径を大きく変えないことと、荷物を支えられるタイヤを選ぶことの2つが条件です。
この記事では、サイズの数字と計算表を使って、車検に通るインチアップの考え方が分かるようにしていきます。
アトレーの純正ホイールは何インチ?
現行アトレー(2021年12月発売・S700V/S710V)のRSは、タイヤサイズが145/80R12 80/78N LTです。つまりホイールは12インチなんです。
末尾の「LT」は、ライトトラック用という意味です。荷物を積む車のために、乗用タイヤより重さに強く作られています。
| 項目 | 現行アトレー RS(カタログ情報) |
|---|---|
| タイヤサイズ | 145/80R12 80/78N LT |
| ホイール径 | 12インチ |
| 最大積載量 | 350kg(2名乗車時)・250kg(4名乗車時) |
| 車両重量 | 970kg(2WD)/1,020kg(4WD) |
| 最低地上高 | 160mm |
Xとデッキバンのタイヤサイズやホイールがスチールかアルミかは、確かめきれていません。気になる方は、販売店で見積もり時の装備表を見せてもらいましょう。
アトレーの純正は12インチのLTタイヤ。インチアップするなら14インチが定番ですが、「外径をほぼ同じに保つ」「最大積載量を支えられる荷重のタイヤを選ぶ」の2点を守ることが大前提です。
『12インチって、軽の中でも小さいほうですよね?』そうなんです。荷物を積むための足まわりなので、乗用の軽より小さめのサイズが付いています。
14インチにインチアップしたら外径はどう変わる?
インチアップの基本は、ホイールを大きくするぶんタイヤを薄くして、外径(タイヤの直径)を変えないことです。
ここでは純正の145/80R12を基準に、14インチでよく候補に挙がるサイズの外径を計算で比べてみます。数字はタイヤの規格から出した計算上の値です。
| タイヤサイズ | ホイール径 | 計算上の外径 | 純正との差 |
|---|---|---|---|
| 145/80R12(純正) | 12インチ | 約537mm | 基準 |
| 165/55R14 | 14インチ | 約537mm | ほぼ同じ |
| 155/55R14 | 14インチ | 約526mm | 約11mm小さい |
| 155/65R14 | 14インチ | 約557mm | 約20mm大きい |
| 165/65R14 | 14インチ | 約570mm | 約33mm大きい |
外径が大きく変わると、スピードメーターの表示と実際の速さにずれが出ます。車検ではこのずれも見られるので、純正に近い外径を選ぶのが安心です。

ここが大事なところです。外径の数字だけ合っていても、それで車検に通るとは限りません。次の章の「荷重」がもう一つの関門なんです。
外径は「ホイール径(インチ)×25.4mm」に「タイヤ幅×扁平率×2」を足して出します。例えば145/80R12なら、12×25.4=304.8mmに、145×0.8×2=232mmを足して約537mmです。
4ナンバーのインチアップで車検に通る条件
アトレーは4ナンバーの軽貨物です。貨物車は、最大積載量まで荷物を積んだ時の重さをタイヤが支えられないといけません。
純正のLTタイヤは、そのために荷重に強く作られています。一方、14インチの多くは乗用車向けのタイヤで、荷重の余裕が小さいものもあります。
- 外径が純正の145/80R12に近いか
- タイヤの荷重(ロードインデックス)が、車両総重量と最大積載量を支えられるか
- ホイールとタイヤがフェンダーからはみ出していないか
- ハンドルを切った時に、タイヤが車体に当たらないか
- ホイールの強度(貨物車に使える規格か)を販売店で確かめたか

『ネットで14インチを履いている写真を見たから大丈夫でしょ』と思いがちですよね。ただ、同じ14インチでも、タイヤ銘柄やホイールの規格で車検に通るかどうかが変わります。
実は、アトレー向けとして「車検対応」とうたうホイールとタイヤのセットも売られています。買う前に、何を基準に車検対応としているのかを販売店に聞いておきましょう。
例えばこんなやりとりです。
「このセット、アトレーで車検は大丈夫ですか?」
「荷重の計算書を付けています。車検の時はこれを一緒に出してください。」
仕事で重い荷物を毎日積む、車中泊の装備を常に積んでいる、という使い方だと、荷重に余裕のないタイヤは減りも早くなります。見た目だけで選ばず、普段の積み方を伝えて相談してみてください。
12インチ・13インチ・14インチ、何が変わる?
インチアップは見た目が引き締まる一方、乗り心地や費用も変わります。ここは表でまとめておきますね。
| 項目 | 12インチ(純正) | 13インチ | 14インチ |
|---|---|---|---|
| 見た目 | 商用車らしい足元 | 少し引き締まる | 乗用車らしくなる |
| 乗り心地 | タイヤが厚く段差に強い | 中間 | タイヤが薄くなり、ゴツゴツ感が出やすい |
| 荷重の余裕 | LTで大きい | 銘柄による | 乗用タイヤだと小さめのものがある |
| タイヤの選択肢 | 貨物用が中心 | 少なめ | 多い |
| スタッドレス | 貨物用を選ぶ | 銘柄による | 選択肢が多い |
アトレーは荷物を積む前提の足まわりなので、空荷だと跳ねる感じが出ることがあります。14インチでタイヤが薄くなると、その感じが強くなることも。
乗り心地を気にされる方は、アトレーの乗り心地と静かさも合わせて読んでみてください。
- 足元が引き締まり、乗用車のような見た目になる
- タイヤの銘柄の選択肢が増える
- カーブでのふらつきが減ったと感じる人もいる
- 荷重が足りず車検に通らないタイヤがある
- 段差でゴツゴツ感が出やすい
- ホイール代とタイヤ代で費用がかかる
- 売る時は純正のほうが評価されやすい
ナット・ホイールキャップ・ホイールカバーの注意点
ホイールを替える時に見落としやすいのが、ナットです。
ホイールナットは、ホイール側の穴の形(座面)に合った物を使わないと、しっかり締まりません。純正ナットが社外ホイールにそのまま使えるとは限らないんです。
- 車検証の型式(S700VかS710Vか)でホイールの適合表を確かめる
- ホイールに合うナットを用意する(座面の形を確認)
- トルクレンチで決められた力で締める
- 50〜100kmほど走ったら、もう一度締め具合を点検する
ホイールキャップやホイールカバーは、スチールホイールの見た目を変えたい時の手軽な方法です。取り付けはワンタッチの物が多いですが、サイズ(12インチ用など)を間違えないようにしましょう。
『キャップをなくしやすいって聞いたけど…』という声もあります。段差や縁石で外れることがあるので、取り付けがしっかりした物を選ぶと安心ですよ。
盗難が気になる方は、ロックナットを使う手もあります。アルミホイールは狙われやすいので、屋外駐車ならなおさらですね。
純正ホイールを残しておくと売る時に有利
インチアップを考えるなら、純正ホイールとタイヤは捨てずに取っておくのがおすすめです。
中古車の査定では、純正に近い状態の車のほうが買い手を選ばないので、評価が安定しやすいと言われます。社外ホイールの好みは人それぞれだからです。
| 売る時の状態 | 査定での見られ方(一般的な傾向) |
|---|---|
| 純正ホイールのまま | 買い手を選ばず、評価が安定しやすい |
| 社外ホイール+純正も付けて渡す | 純正に戻せるので、評価は下がりにくい |
| 社外ホイールのみ・純正なし | 好みが分かれ、評価が下がることもある |
ブランドのホイール(BBSのような鍛造品など)は、ホイール単体で売ったほうが値がつくこともあります。車と一緒に出すか、別に売るかは査定の時に聞いてみてください。
ボディカラーとホイールの組み合わせで印象はかなり変わります。色選びはアトレーの色の一覧と人気色、色と売却額の関係はアトレーのリセールバリューで書いています。
インチアップと一緒に考えたいカスタム
ホイールを替える方は、ほかのカスタムも気になっているはずです。組み合わせによっては、車検や乗り心地に影響が出ることがあります。
- リフトアップと大径タイヤを同時にするなら、外径と車高の両方を確かめる
- ルーフキャリアで背が高くなると、横風の影響を受けやすくなる
- 車中泊装備を常に積むなら、荷重の余裕を多めに見る
冬にスタッドレスを履く地域なら、夏は14インチ、冬は純正の12インチ、という使い分けもおすすめです。貨物用のスタッドレスは12インチのほうが選びやすく、純正ホイールをそのまま冬用に回せるので、ホイールを2セット買わずに済みます。
『せっかく純正を保管するなら、使わないともったいない』という方にはちょうどいい方法ですよね。4WD車で雪道を走る方は、冬こそ荷重に余裕のあるタイヤを選んでおきましょう。
最低地上高は純正で160mmです。オフロード風のタイヤで車高を上げるカスタムは、アトレーのリフトアップで車検対応の考え方を書いています。
屋根に荷物を載せる方はアトレーのルーフキャリアの選び方も参考にどうぞ。タイヤそのものの交換費用やスタッドレスはアトレーのタイヤサイズと交換費用にまとめています。
これから新車で買う方は、ホイールも含めてオプションを見積もりに入れておくと、総額が比べやすくなります。値引きの目安はアトレーの値引き相場と限界額で確かめてみてください。
- ダイハツ アトレー 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
アトレーのホイールサイズは何インチですか?
現行アトレーのRSは145/80R12 80/78N LTで、ホイールは12インチです。Xとデッキバンのタイヤサイズやホイールの種類は、販売店の装備表で確かめてみてください。
アトレーを14インチにすると車検に通りませんか?
通る組み合わせもあります。外径を純正に近く保ち、最大積載量を支えられる荷重のタイヤを選ぶことが条件です。荷重の計算書が付いた車検対応セットを選ぶと安心です。
14インチのタイヤサイズは何が合いますか?
計算上、165/55R14は純正の145/80R12とほぼ同じ外径(約537mm)です。ただ荷重やはみ出しの確認が必要なので、購入前に販売店で適合を確かめてください。
純正のホイールナットは社外ホイールに使えますか?
使えないことがあります。ナットはホイールの穴の形に合わせる必要があるので、社外ホイールを買う時に対応するナットも確認しておきましょう。
ホイールキャップだけでも見た目は変わりますか?
変わります。スチールホイールならキャップやカバーで手軽に雰囲気を変えられます。12インチ用などサイズを合わせ、外れにくい物を選ぶのがおすすめです。
まとめ
- 現行アトレーRSの純正タイヤは145/80R12 80/78N LT(12インチ)
- 14インチにするなら外径を純正の約537mmに近く保つ。165/55R14はほぼ同じ外径
- 4ナンバーは最大積載量を支える荷重が必要。乗用タイヤだと足りないことがある
- ナットはホイールの座面に合わせ、交換後は締め具合を点検する
- 売る時に備えて純正ホイールは保管しておく





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