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『アトレーってグレードが少ないのに、どれにすればいいか決めきれない』。そんな方も多いはずです。
結論から言うと、ガソリン車のアトレーはX・RS・デッキバンの3グレードです。高速をよく走るならRS、価格を抑えたいならX、荷台が欲しいならデッキバンが基本の選び方になります。
この記事を読めば、グレードごとに「いくら違って、何が付くか」を一覧で比べて、自分に合う1台を決められます。
アトレーのグレードは何種類ある?
ガソリン車のアトレーは、X・RS・デッキバンの3グレード。それぞれに2WD(FR)と4WDがあり、全部で6通りです。
実は、アトレーはグレードの数がとても少ない車なんです。全車ターボ・CVTなので、エンジンや変速機で迷う必要はありません。
違いが出るのは、装備と車体の形です。XとRSは同じ箱型のバン、デッキバンは車体の後ろ半分が荷台になっています。
このほかに、福祉車両のアトレー スローパーと、電気自動車のe-アトレーがあります。どちらも別扱いなので、この記事では下の方で簡単に触れます。
| グレード | 車体 | 乗車定員 | 型式(2WD/4WD) | 位置づけ |
|---|---|---|---|---|
| X | バン | 4名 | S700V/S710V | 価格を抑えた入口 |
| RS | バン | 4名 | S700V/S710V | 装備が充実した主力 |
| デッキバン | 荷台付き | 4名 | S700W/S710W | 室内と荷台の二刀流 |

グレード別の価格一覧(2026年6月改良後)
『それぞれ、いくらくらい違うの?』。ここがいちばん気になりますよね。
2026年6月改良後のメーカー希望小売価格(消費税込)を並べるとこうなります。
| グレード | 2WD(FR) | 4WD | Xとの差(2WD) |
|---|---|---|---|
| X | 1,738,000円 | 1,892,000円 | ー |
| RS | 1,859,000円 | 2,013,000円 | 121,000円 |
| デッキバン | 2,101,000円 | 2,255,000円 | 363,000円 |

XとRSの差は121,000円です。RSとデッキバンの差は242,000円あります。
4WDはどのグレードも一律154,000円高くなります。
いちばん高いデッキバンの4WDと、いちばん安いXの2WDでは517,000円の差があります。同じアトレーでも、選び方しだいで50万円以上変わるんです。
ボディカラーにも有料色があります。レーザーブルークリスタルシャインとシャイニングホワイトパールは27,500円の追加です。
表の価格はスペアタイヤ(応急用)と工具付きのメーカー希望小売価格です。支払い総額には、オプション・登録費用・保険などが加わります。2021年の発売時や2024年11月の改良時の価格は今より安いので、古い情報と混ぜないように気をつけてください。
グレードで何が違う?装備の一覧
実は、XとRSの差121,000円の中には、かなり大きな装備の差が入っています。
主な装備を並べてみます。
| 装備 | X | RS | デッキバン |
|---|---|---|---|
| 全車速追従機能付ACC | なし | 標準 | 標準 |
| LKC(レーンキープコントロール) | なし | 標準 | 標準 |
| 液晶メーター(2026年6月〜) | なし | 標準 | 標準 |
| エアコン | マニュアル | オート | オート |
| 両側パワースライドドア | 要確認 | 標準 | 標準 |
| ドアミラーのターンランプ | なし | あり | あり |
| リバース連動リヤワイパー | 標準 | 標準 | なし |
| スマートアシスト | 標準 | 標準 | 標準 |
| LEDヘッドランプ・LEDフォグランプ | 標準 | 標準 | 標準 |
| キーフリー&プッシュスタート | 標準 | 標準 | 標準 |
いちばん大きいのは、ACCとLKCの有無です。高速道路で前の車についていく機能と、車線の中央を保つ手助けをする機能で、Xにはありません。
2026年6月の改良で付いた液晶メーター「アクティブマルチインフォメーションメーター」も、RSとデッキバンだけです。
一方で、スマートアシストはどのグレードにも付いています。2026年6月の改良で、横断中の自転車や右折時の対向車なども検知できるようになりました。
- 0.66Lターボエンジン(64PS)とCVT
- スマートアシスト(衝突回避支援ブレーキ、誤発進抑制など)
- ADB(アダプティブドライビングビーム)とサイドビューランプ
- LEDヘッドランプとLEDフォグランプ
- VSC&TRC、ヒルホールドシステム
- WLTC燃費14.7km/L
Xのパワースライドドアの設定は、資料によって書き方が分かれています。Xを検討している方は、販売店で「両側とも電動か」を確かめておきましょう。
RSとXの違いをもっと細かく知りたい方はアトレーRSとXの違いで詳しく解説しています。
XとRS、どっちがいい?
『121,000円の差なら、RSにしておくべき?』と迷う方も多いはずです。
判断の軸は「高速道路をどれくらい走るか」です。
| こんな方 | 向いているグレード | 理由 |
|---|---|---|
| 高速道路で長距離を走る | RS | ACCとLKCで疲れにくい |
| 車中泊や遠出が趣味 | RS | 長距離移動が多い |
| 街乗りと近所の仕事が中心 | X | 高速の装備を使う場面が少ない |
| 初期費用を少しでも抑えたい | X | RSより121,000円安い |
| 家族を乗せる機会が多い | RS | オートエアコンで温度調整が楽 |
例えばこんな場面です。
「週末は片道200km先のキャンプ場へ行く」。こういう使い方なら、RSのACCは本当に助けになります。前の車との距離を保ってくれるので、渋滞でも気持ちに余裕が出ます。
反対に「毎日、近所の配達や現場との往復だけ」なら、Xで困る場面はあまりないはずです。
ただ、ひとつ覚えておきたいことがあります。ACCやLKCは、あとから販売店で追加できる装備ではありません。
「今は近所だけ。でも数年後に遠出が増えるかも」という方は、少し先の使い方まで想像して選んでみてください。ここで迷うなら、RSにしておくほうが後悔は少ないはずです!
- ACC・LKCで高速が楽になる
- 液晶メーターとオートエアコンが付く
- ドアミラーにターンランプが付く
- 121,000円安く買える
- シンプルな装備で操作に迷いにくい
- 高速の運転支援は付かない
デッキバンは誰向けのグレード?
デッキバンは、アトレーの中でいちばん個性の強いグレードです。
車体の後ろ半分がオープンの荷台になっていて、乗車定員は4名です。荷台の寸法はカタログ情報で長さ880mm×幅1,360mm×高さ610mmです(数値は要確認)。
装備はRSとほぼ同じで、ACC・LKC・液晶メーター・オートエアコンが付きます。ただし、リバース連動リヤワイパーはありません。
- 泥や土の付いた道具を室内に入れたくない
- 軽トラでは乗車人数が足りない
- 農作業やアウトドア用品を荷台に積みたい
- 高速も走るのでRS並みの装備が欲しい
RSとの差は242,000円です。「荷台がないと困る」という方には、この差を払う価値があります。
逆に、荷物がすべて室内に収まるならRSで十分です。デッキバンは室内の荷室がRSより短いので、積みたいものを具体的に思い浮かべてから決めてみてください。
使い道と価格はアトレー デッキバンとはでさらに詳しく見られます。
2WDと4WDはどう選ぶ?
グレードを決めたら、次は駆動方式です。
現行アトレーの2WDは、後輪で走るFRです。4WDは、2WD/4WD AUTO/4WD LOCKの3モードを切り替えるパートタイム式です。
| 項目 | 2WD(FR) | 4WD |
|---|---|---|
| 価格差 | ー | 154,000円高い |
| 車両重量(RS・カタログ情報) | 970kg | 1,020kg |
| WLTC燃費 | 14.7km/L | 14.7km/L |
| リヤヒーター | なし | あり |
| 向いている方 | 街乗り・高速中心 | 雪国・坂道・未舗装路 |
冬に雪や凍結のある道を走るなら、4WDを選んでおくと安心です。雪の日は車を出さない方なら、2WDで足りる場面がほとんどです。
詳しい判断の目安はアトレーの4WDは必要かで解説しています。
「とりあえず一番安いXで」と決めて、あとから高速の運転支援が欲しくなるケースがあります。ACCやLKCは後から付けられないので、高速を走る予定があるかどうかを先に考えておきましょう。
スローパーとe-アトレーはどう違う?
アトレーには、3グレードのほかに2つの仲間がいます。
| モデル | 中身 | 価格の目安 |
|---|---|---|
| アトレー スローパー | 車いすのまま乗れる福祉車両 | 225万〜239万円(消費税非課税・くるまのニュース) |
| e-アトレー | 電気自動車(S781V)・RSのみ | 3,465,000円 |
スローパーは福祉車両で、消費税が非課税です。車いすを使う家族がいる方向けの別の選び方になるので、アトレー スローパーの価格と使い勝手で詳しく解説しています。
e-アトレーは2026年2月に出た電気自動車で、型式もガソリン車とは違います。一充電走行距離はWLTCで257kmです。ガソリン車の燃費や価格とは比べ方が変わるので、別物として考えてみてください。
グレードが決まったら見積もりで総額を比べる
グレードと駆動方式が決まったら、次は見積もりです。
同じグレードでも、オプションの選び方や販売店によって総額は変わります。特にディスプレイオーディオやパノラマモニターを含む視界補助パックなど、メーカーオプションは早めに決めておきたいところです。
- グレードと2WD/4WDを決める
- メーカーオプションを選ぶ(ディスプレイオーディオ、視界補助パックなど)
- ボディカラーを決める(有料色は27,500円)
- いくつかの販売店で同じ条件の見積もりを取る
- 総額と納期を比べてから交渉する
「RSとXで迷っている」という段階なら、両方の見積もりをもらって総額の差を見るのもおすすめです。
販売店の人とのやり取りは、例えばこんな感じで十分です。
「RSとXの2WDで、同じオプションの見積もりを両方お願いできますか」
「承知しました。ディスプレイオーディオは付けますか」
「はい、9インチのほうで両方そろえてください」
条件をそろえて比べると、差額が車両価格だけなのか、オプションで広がっているのかが見えてきます。比べる材料があるだけで、交渉がぐっと楽になりますよ!
アトレー買いたいドットコム
アトレーの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、アトレーの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
値引きの目安と交渉の順番はアトレーの値引き相場と限界額で詳しく解説しています。
- ダイハツ アトレー 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
アトレーのグレードは何種類ありますか?
ガソリン車はX・RS・デッキバンの3グレードです。それぞれに2WD(FR)と4WDがあります。ほかに福祉車両のスローパーと、電気自動車のe-アトレーがあります。
アトレーにNAやMTのグレードはありますか?
ありません。現行アトレーは全車ターボ・CVTです。
XとRSのいちばん大きな違いは何ですか?
全車速追従機能付ACCとLKCの有無です。RSには標準で付き、Xにはありません。液晶メーターやオートエアコンも、Xには無くRSには付く装備です。
アトレーの人気グレードはどれですか?
公式な販売比率は公表されていないため、断定はできません。人気よりも、高速を走るか、荷台が要るかで選ぶほうが後悔しにくいです。
グレードによって燃費は違いますか?
WLTC燃費は全グレード14.7km/Lで同じです。JC08ではRSの2WDが19.7km/L、4WDが19.0km/Lです。
まとめ
- ガソリン車のアトレーはX・RS・デッキバンの3グレード。全車ターボ・CVT
- 価格はX 1,738,000円、RS 1,859,000円、デッキバン 2,101,000円(2WD・2026年6月改良後・税込)
- XとRSの差121,000円で、ACC・LKC・液晶メーター・オートエアコンが付く
- デッキバンはRSとほぼ同じ装備で荷台付き。RSとの差は242,000円
- 4WDは一律154,000円高い
- 高速を走るならRS、価格重視ならX、荷台が要るならデッキバン





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