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アトレーの車検が近づいてきて、いくらかかるのか気になっている。あるいは買う前に、車検の周期と費用を知っておきたい。そんな方も多いはずです。
結論から言うと、アトレーは4ナンバーの軽貨物車なので、車検は初回2年、その後も2年ごとです。費用は法定費用に整備代が乗る形で、どこで受けるかと交換部品の数で大きく変わります。
周期と内訳を押さえて、無理なく安くする方法まで見ていきましょう。
アトレーの車検は初回2年、以降2年ごとです
まず周期からです。現行のアトレー(2021年12月発売の6代目)は4ナンバーの軽貨物車です。車検は新車から2年目に初回、その後も2年ごとに受けます。
乗用の軽自動車は、新車の初回車検が3年目です。『軽なら最初は3年でしょ?』と思っていた方は、ここで1年ずれるので気をつけてください。
| 項目 | 現行アトレー(4ナンバー) | 5ナンバーの軽乗用車 |
|---|---|---|
| 初回車検 | 新車から2年 | 新車から3年 |
| 2回目以降 | 2年ごと | 2年ごと |
| 軽自動車税(年) | 5,000円(自家用・貨物) | 10,800円 |
先代の「アトレーワゴン」(S321G/S331G・2021年12月まで)は5ナンバーの軽乗用車でした。同じアトレーでも、先代と現行では車検の周期も税金も違うんです。
普通車の貨物(1ナンバーや4ナンバーの小型貨物)は毎年車検のものがありますが、軽貨物のアトレーは2年ごとです。
4ナンバーと乗用の違いはアトレーは4ナンバー(軽貨物)|乗用との違い・税金・車検で詳しく扱っています。
車検費用は「法定費用」と「整備代」の2つでできています
車検の見積もりを見ると、項目がたくさん並んでいて分かりにくいですよね。でも中身は大きく2つに分かれます。
1つ目は法定費用です。どこで受けても金額が変わらないお金なんです。
2つ目は整備代です。点検の手数料と、交換する部品の代金です。ここはお店と車の状態で大きく変わります。
| 区分 | 項目 | 金額の目安 |
|---|---|---|
| 法定費用 | 自動車重量税(2年分) | 6,600円(13年未満の場合) |
| 法定費用 | 自賠責保険料(24か月) | 2万円弱(料率は改定されるので見積もりで確認) |
| 法定費用 | 検査手数料(印紙代など) | 数千円 |
| 整備代 | 車検基本料(点検・代行手数料) | 1万円台から3万円台程度が目安 |
| 整備代 | 部品交換・追加整備 | 0円から数万円(車の状態で変わる) |
重量税の6,600円は、自家用の軽自動車で13年未満の場合の本則の額です。エコカー減税の対象になるかは年式で変わるので、見積書で確かめてください。
法定費用だけで3万円前後、そこに整備代が乗ります。部品交換が少なければ5万円前後から、多ければ10万円近くになることもある、と考えておくと大きく外しません。
アトレーの軽自動車税は年5,000円(自家用・貨物)です。車検とは別に毎年納めるものですが、未納があると車検が受けられないので、納付済みかを確かめておきましょう。

年間の維持費の中での車検の位置づけはアトレーの維持費は年間いくら?内訳をすべて出すで見ています。
どこで車検を受けるかで整備代が変わります
同じアトレーでも、車検を受けるお店で費用は変わります。変わるのは主に整備代のほうです。
| 受ける場所 | 費用の傾向 | 良いところ | 気をつけたいところ |
|---|---|---|---|
| ダイハツの販売店 | 高めになりやすい | 車種に詳しく、純正部品で整備する | 予防的な交換を多めに勧められることも |
| 車検専門店・整備工場 | 中くらい | 見積もりが分かりやすく、早く終わる店も多い | 店ごとの差が大きい |
| カー用品店 | 中くらい | タイヤやオイルを一緒に選びやすい | 大きな修理は外に出すことがある |
| ユーザー車検 | 法定費用が中心で安い | 整備代を大きく減らせる | 点検と整備は自分の責任になる |
『結局どこがいいの?』と迷いますよね。新車から保証期間中の車や、初めての車検なら販売店で受けて整備の記録を残す、という考え方もあります。
2回目、3回目の車検で費用を抑えたいなら、車検専門店や整備工場の見積もりを取って比べてみてください。同じ内容でも数万円の差が出ることがあります。
例えば、見積もりの場面ではこんなやりとりになります。
「この部品、今回替えないといけませんか?」
「まだ使えますが、次の車検までは持たないかもしれません」
こう言われたら、「今すぐ必要な整備」か「先回りの交換」かを分けて聞くのがコツです。
アトレーで費用が増えやすい部分
アトレーは荷物を積む車なので、乗用の軽とは消耗の進み方が違うこともあります。車検で費用が増えやすい部分を知っておきましょう。
- タイヤ(RSは145/80R12 80/78N LT。溝の残りとひび割れを見る)
- ブレーキパッドやブレーキシュー(重い荷物を積むと減りやすい)
- エンジンオイルとオイルフィルター(全車ターボなので交換の間隔を守る)
- CVTフルード(交換時期は取扱説明書やメンテナンスノートで確認)
- バッテリー(寿命が近いと始動が弱くなる)
- ワイパーゴム、エアコンフィルター
実は、アトレーのエンジンは全車ターボです。ターボ車はエンジンオイルの状態に気を配りたいので、車検の時だけでなく普段から交換時期を守っておくと、車検での大きな出費を防ぎやすくなります。
タイヤは「LT」と付く荷物用のタイヤです。乗用車用のタイヤとは規格が違うので、交換の時は同じ規格のものを選びましょう。
仕事で毎日重い物を積む方は、ブレーキやタイヤ、足まわりの減りが早くなりがちです。車検の前に点検だけ受けて、交換の予定を立てておくと慌てずに済みます。
燃費やガソリン代まで含めた走る費用はアトレーの実燃費はどれくらい?カタログ値との差で見ています。
10年乗ると車検は何回?税金と合わせて見てみましょう
アトレーを長く乗るつもりなら、車検の回数と税金を10年分で見ておくと予算が立てやすくなります。

新車から10年乗る場合、車検は2年目、4年目、6年目、8年目、10年目の5回です。乗用の軽なら初回が3年目なので4回で済むところ、アトレーは1回多くなります。
| 項目 | 10年間の合計(13年未満の本則で計算) |
|---|---|
| 車検の回数 | 5回(2・4・6・8・10年目) |
| 自動車重量税 | 33,000円(6,600円×5回) |
| 軽自動車税 | 50,000円(5,000円×10年) |
| 自賠責保険料・整備代 | 車検ごとに見積もりで確認 |
『車検が1回多いなら、乗用の軽より高くつくの?』と思いますよね。ただ、軽自動車税は乗用の10,800円に対してアトレーは5,000円です。10年で見ると58,000円ほどの差があるので、車検が1回多いぶんの費用をかなり埋められる計算です。
車検の回数、税金、保険料を合わせた総額で比べるのが大事です。4ナンバーは車検の回数が増えても、毎年の税金が安いぶん差が縮まります。
カスタムしたアトレーの車検で気をつけること
アトレーはカスタムを楽しむ人が多い車です。ただ、カスタムの内容によっては車検でつまずくことがあります。
『見た目を変えただけなのに?』と思うかもしれません。車検は、車検証に書かれた内容と実車が合っているかも見るんです。
| カスタムの内容 | 車検で見られやすい点 |
|---|---|
| リフトアップ | 車の高さが大きく変わると構造変更が必要になる |
| タイヤ・ホイールの交換 | 車体からのはみ出し、荷物用タイヤの規格 |
| ベッドキットや棚の固定 | 貨物車として荷物を積むスペースがあるか |
| ルーフキャリア | 取り付けの状態、車の高さへの影響 |
| ライトの交換 | 明るさ、色、光の向き |
ベッドキットや棚を取り外せる形にしている場合は、車検の前に降ろしておくと話が早いです。固定している場合は、車検を受けるお店に事前に伝えておきましょう。
リフトアップの注意点はアトレーのリフトアップ|車検対応とデメリットで詳しく扱っています。
車検の前に準備しておくもの
車検の当日に慌てないよう、必要な書類をそろえておきましょう。
- 車検証
- 自賠責保険の証明書(今の期間のもの)
- 軽自動車税の納付を確かめられるもの(電子で確認できる場合は省略できることも)
- 点検整備記録簿(メンテナンスノート)
- 費用の支払い方法(現金かカードか、お店に確認)
お店に預ける前に、荷室の荷物も降ろしておくと作業がスムーズです。ベッドキットや棚を積んでいる方は特に、降ろすかどうかを事前にお店に聞いておきましょう。
代車が必要な場合は、予約の時に伝えておくと安心です。仕事でアトレーを使っている方は、車が無い日の段取りも考えておくといいですね。
車検費用を安く抑えるコツ
最後に、車検費用を無理なく抑える方法をまとめます。法定費用はどこでも同じなので、下げられるのは整備代のほうです。
- 車検の期限の1か月ほど前に、2〜3か所から見積もりを取る
- 見積もりの項目を「今すぐ必要」と「先回りの交換」に分けてもらう
- オイルやワイパーなど自分で買える消耗品は、事前に交換しておく
- 早期予約の割引や、平日の割引がある店を選ぶ
- 整備記録簿を残して、次の車検の見積もりに生かす
見積もりを比べる時は、合計金額だけで決めないでください。基本料が安くても、部品代が高く設定されていることもあります。
13年を超えると重量税が上がります。長く乗るつもりなら、どのタイミングで乗り換えるかも車検のたびに考えておくといいですね。
これから新車で買う方は、初回の車検が2年後にくることも含めて予算を組んでおきましょう。
車検の費用は、月に数千円ずつ積み立てておくと負担が軽くなります。2年で6万円なら、月2,500円ほどです。車検の月になって慌てないよう、買った時から準備しておくと気持ちに余裕が出ますよ。
- 軽自動車検査協会:軽自動車の車検・名義変更などの手続き
- 国土交通省「自賠責保険(共済)」:自賠責の補償内容と保険料
よくある質問
アトレーの初回車検はいつですか。
現行のアトレーは4ナンバーの軽貨物車なので、新車から2年目が初回車検です。その後も2年ごとに受けます。
アトレーの車検費用はいくらくらいですか。
法定費用が3万円前後で、そこに整備代が乗ります。部品交換が少なければ5万円前後から、多ければ10万円近くになることもあります。車の状態とお店で変わるので、見積もりで確かめてください。
アトレーの重量税はいくらですか。
自家用の軽自動車で13年未満の場合、車検2年分で6,600円です。エコカー減税の対象になるかは年式によるので、見積書で確かめてください。
先代のアトレーワゴンも車検は2年ごとですか。
アトレーワゴン(S321G/S331G)は5ナンバーの軽乗用車です。新車の初回が3年目で、その後は2年ごとです。
ユーザー車検でも大丈夫ですか。
費用は大きく下げられますが、点検と整備は自分の責任になります。荷物を多く積む使い方なら、点検だけは整備工場に頼むなど組み合わせる方法もあります。
まとめ
- アトレーは4ナンバーの軽貨物車で、車検は初回2年、以降2年ごと
- 費用は法定費用(3万円前後)と整備代でできている
- 重量税は2年分6,600円(自家用・13年未満の場合)
- タイヤ、ブレーキ、オイルなど荷物を積む車ならではの消耗に注意
- 見積もりを2〜3か所で取り、必要な整備と先回りの交換を分ける
新車でアトレーを検討中なら、値引きの相場も見ておきましょう。アトレーの値引き相場と限界額に交渉の順番までまとめています。





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