アトレーのバッテリー位置と交換|上がった時の対処・アイドリングストップ

アトレーのバッテリーの位置と交換方法を解説する記事のアイキャッチ

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朝、エンジンをかけようとしたら反応が鈍い。しかもアトレーはボンネットが無いので、バッテリーがどこにあるのかも分からない。そんな状況で検索している方も多いはずです。

結論から言うと、現行アトレー(S700V/S710V)のバッテリーは助手席の下、先代アトレーワゴン(S321G/S331G)は運転席の下にあります。

この記事では、場所と型番、交換の費用、上がった時の対処、交換後にやっておきたい設定まで順に分かります。

目次

バッテリーはどこ?型式で場所が違います

アトレーはキャブオーバーという形で、前席の下にエンジンが収まっています。だからボンネットを開ける、という作業がそもそもありません。

バッテリーも前席の下です。ただ、世代によって左右が違うので注意しましょう。

型式車名・年式バッテリーの場所新車時の型番(標準地)
S700V/S710V現行アトレー(2021年12月〜)助手席の下M-42(アイドリングストップ車用)
S700W/S710Wアトレー デッキバン(2021年12月〜)前席の下(左右は取扱説明書で確認)車検証とラベルで確認
S321G/S331Gアトレーワゴン(2007年9月〜2021年12月)運転席の下40B19Lなど(年式・仕様で違う)

現行型の型番は、カー用品店やバッテリーメーカーの適合表の情報です。寒冷地仕様や年式で違うことがあるので、今付いているバッテリーのラベルを見て確かめてください。

先に結論

現行アトレーは助手席の下。シートを固定しているフックを外して、座面ごとはね上げるとバッテリーが見えます。先代のアトレーワゴンは運転席の下なので、中古で乗っている方は型式を先に確認しておきましょう。

型式は車検証の「型式」欄に書いてあります。「3BD-S700V」なら現行型、「ABA-S321G」なら先代のワゴンです。世代の見分け方はアトレーの歴代モデル一覧でも確かめられます。

アトレーのバッテリー位置と型番を型式別に示した図解

バッテリーの交換時期はいつ?

『まだ普通にかかるし、交換はもう少し先でいいかな…』と思いがちですよね。ただ、バッテリーは急に上がることが多い部品です。

一般的な寿命は2〜5年ほど。アイドリングストップ付きの車は、止まるたびに再始動で電気を使うので、2〜3年で弱ってくることもあります。

弱ってきた時のサイン
  • エンジンをかける時の音が重い、長い
  • アイドリングストップが前より働かなくなった
  • ヘッドライトが暗く感じる
  • パワースライドドアの動きがゆっくりになった
  • 時計やオーディオの設定が勝手に戻る

実は、アイドリングストップが働かなくなるのは、バッテリーが弱ってきた時の分かりやすいサインなんです。車がバッテリーを守るために、自動で止まらないようにしていることがあります。

使い方交換の目安理由
毎日30分以上走る3〜5年走行中にしっかり充電される
近所の買い物が中心2〜3年充電が追いつきにくい
週末しか乗らない2〜3年自然放電で弱りやすい
ドラレコの駐車監視や車中泊で電気を使う2〜3年停車中の消費が多い

年数は一般的なバッテリーの目安で、メーカーの保証値ではありません。3年を過ぎたら、点検のついでに電圧を測ってもらうと安心です。

長持ちさせるためにできること

せっかく替えたバッテリーなら、なるべく長く使いたいですよね。日ごろの使い方で、寿命はけっこう変わります。

バッテリーを長持ちさせる習慣
  • 週に1回は30分ほど続けて走る
  • エンジンを止めたまま、ライトやオーディオを長く使わない
  • 半年に1回、点検や給油のついでに電圧を測ってもらう
  • 長く乗らない時期は、充電器で補充電しておく

特に気をつけたいのが、近所の買い物だけで終わる使い方です。エンジンをかけてすぐ止める走り方だと、始動で使った電気を取り戻しきれません。

冬は気温が下がってバッテリーの力が落ちやすい季節です。寒くなる前に一度点検しておくと、朝の「かからない」を防ぎやすくなります。

交換の費用はどれくらい?

費用は、どこで交換するかで差が出ます。差の多くは本体の価格と工賃です。

依頼先費用の目安(M-42クラス)特徴
ダイハツ販売店2万〜3万5千円程度純正品。点検と一緒に頼みやすい
カー用品店1万5千〜3万円程度銘柄を選べる。その場で交換できることが多い
ガソリンスタンド・整備工場1万5千〜3万円程度給油や車検のついでに
ネットで買って自分で交換8千〜2万円程度安いが、初期設定と古いバッテリーの処分が必要

金額は軽自動車のアイドリングストップ車用バッテリーの一般的な価格帯からの目安です。銘柄と時期で変わります。

型番は「アイドリングストップ車用」を選ぶ

現行アトレーの新車時はM-42というアイドリングストップ車用です。普通の車用のバッテリーを付けると、寿命が大きく縮んだり、アイドリングストップがうまく働かなかったりします。容量を上げてM-55にする人もいますが、サイズと端子の向きが合うかを適合表で確かめてからにしましょう。

交換は、DIYに慣れている方なら30分ほどの作業です。ただ、助手席の下という場所柄、手元が見えにくいので、慣れていないならお店に任せたほうが早いですよ。

自分で交換する手順と、交換後の設定

自分で替える方のために、大まかな流れをまとめておきます。細かい手順は取扱説明書を見ながら進めてください。

現行アトレーのバッテリー交換の流れ
  1. エンジンを止め、キーを車から離しておく
  2. 助手席を固定しているフックを外し、座面をはね上げる
  3. マイナス端子から外し、次にプラス端子を外す
  4. 固定しているステーを外して、古いバッテリーを取り出す
  5. 新しいバッテリーを載せてステーで固定する
  6. プラス端子から付け、次にマイナス端子を付ける
  7. シートを戻し、エンジンがかかるか確かめる

外す時はマイナスから、付ける時はプラスから。順番を逆にすると、工具が車体に触れた時にショートする危険があります。

ここが大事なところです。現行アトレーは、端子を外すと記憶していた設定が消えてしまいます。

交換後にやっておきたい初期設定
  • 時計の設定
  • パワーウインドウの初期設定(全開と全閉の位置を覚え直させる)
  • パワースライドドアの初期設定
  • VSC(横滑り防止装置)の舵角センサーの初期設定
バッテリー交換後にやる4つの初期設定

ユーザーの整備記録などで、よく挙がっているのがこの4つです。パワースライドドアが途中で止まる、VSCの警告灯が点く、といった症状は初期設定で戻ることがあります。

やり方は取扱説明書に載っているので、交換前にページを開いておくと安心です。警告灯が消えない時はアトレーの警告灯の意味と対処も見てみてください。

バッテリーが上がった時の対処

『出先でエンジンがかからない…どうしよう』という時は、慌てずに次の方法を試してみてください。

方法必要なもの向いている場面
ロードサービスを呼ぶ保険やJAFの会員証自信がない時。多くの任意保険に付いている
ジャンプスタート(他の車から)ブースターケーブルと救援車家族や知人の車がそばにある
ジャンプスターター携帯型の充電式スターター1人でも対処したい

任意保険にはロードサービスが付いていることが多いです。まず保険証券や保険会社のアプリを確かめてみましょう。

ジャンプスタートをする時の順番は、取扱説明書の手順どおりに。アトレーは助手席の下にバッテリーがあるので、座面をはね上げてからケーブルをつなぎます。

例えばこんなやり取り、よくあります。

「ケーブルをつなぐ場所が見つからないんだけど。」
「アトレーは助手席の下だよ。座面ごと上がるから。」

エンジンがかかったらすぐ止めない

ジャンプスタートでかかったら、30分以上は走って充電しておきましょう。すぐにエンジンを止めると、またかからなくなることがあります。何度も上がるなら、バッテリーの寿命か、発電側の不調かもしれません。

車中泊でライトや電気製品を使う方は、エンジンを止めた状態で車のバッテリーを使いすぎないのが一番の予防です。ポータブル電源を別に用意する方法はアトレーを軽キャンピングカーにする方法で紹介しています。

アイドリングストップキャンセラーは付けてもいい?

アイドリングストップを毎回ボタンで切るのが面倒、という声はよく聞きます。

現行アトレー向けには、配線に割り込ませるだけの「アイドリングストップキャンセラー」が社外品として売られています。エンジンをかけた時に自動でアイドリングストップをオフにする部品です。

付けるメリット
  • 毎回ボタンを押す手間がなくなる
  • 渋滞や荷物の積み下ろしでの再始動の回数が減る
  • バッテリーの負担が減ると言われる
気をつけたい点
  • 社外品なのでメーカー保証の対象外になる部分がある
  • 取り付けを誤ると電装トラブルのもとになる
  • 車検や点検の時に説明を求められることがある

取り付けは、スタートスイッチまわりのパネルを外してコネクターの間に挟む方式が一般的です。ただ、内装を外す作業なので、自信がない方はお店に頼んでみてください。

アイドリングストップを切ると、燃費は信号の多い街中で少し下がると言われます。燃費の実際はアトレーの実燃費で詳しく見ています。

故障しやすい箇所と修理費の全体像はアトレーの故障しやすい箇所と修理費にまとめています。そろそろ買い替えかな、と感じたら、トップのアトレーの値引き相場と限界額から新車の相場も見ておきましょう。

公式・関連サイトの情報

よくある質問

現行アトレーのバッテリーの場所はどこですか?

助手席の下です。シートを固定しているフックを外して座面をはね上げると見えます。先代のアトレーワゴン(S321G)は運転席の下なので、型式を車検証で確かめてから探してみてください。

バッテリーの型番は何ですか?

現行型(S700V)の標準地仕様は、新車時にM-42というアイドリングストップ車用が付いているという適合情報があります。寒冷地仕様や年式で違うことがあるので、今のバッテリーのラベルで確かめるのが確実です。

交換したらパワースライドドアの動きがおかしいです。

端子を外したことで、ドアの位置の記憶が消えている可能性があります。取扱説明書にある初期設定の手順を試してみてください。それでも直らない時は販売店に相談しましょう。

バッテリーは何年ごとに替えればいいですか?

一般的には2〜5年ほどです。アイドリングストップ車や、近所の短距離が多い使い方だと2〜3年で弱ることもあります。3年を過ぎたら点検で電圧を測ってもらうと安心です。

e-アトレーにもバッテリー交換はありますか?

e-アトレーは走行用の大きな電池(36.6kWh)を積む電気自動車です。電装品用のバッテリーの場所や型番もガソリン車と同じとは限りません。この記事はガソリン車の話なので、e-アトレーは販売店で確かめてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 現行アトレー(S700V/S710V)は助手席の下、アトレーワゴン(S321G)は運転席の下
  • 現行型の新車時はアイドリングストップ車用のM-42(標準地)という適合情報がある
  • 交換費用はお店で1万5千〜3万5千円程度が目安
  • 交換後は時計・パワーウインドウ・パワースライドドア・VSC舵角センサーの初期設定を確認
  • アイドリングストップキャンセラーは便利だが、保証と取り付けの確実さに注意
アトレー買いたいドットコム

アトレー買いたいドットコム 編集部

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