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アトレーを買うか迷っていて、毎年の税金がいくらかかるのか気になっている方も多いはずです。軽は安いと聞くけれど、4ナンバーだと何が違うのか分かりにくいですよね。
結論から言うと、現行アトレーの税金は自家用なら軽自動車税が年5,000円、重量税が車検ごとに6,600円です。1年あたりにならすと、合わせて8,300円ほどになります。
この記事では、税金の種類ごとの金額と払う時期、長く乗った時の合計が分かります。
アトレーの税金は年いくら?まずは一覧で
車にかかる税金は、毎年払うものと、車検の時に払うもの、買う時だけ払うものの3つに分かれます。
現行アトレー(2021年12月発売の6代目・S700V/S710V)は、4ナンバーの軽貨物車です。税額は、この区分で決まるんです。
| 税金の種類 | いつ払う | 現行アトレー(自家用・4ナンバー) |
|---|---|---|
| 軽自動車税(種別割) | 毎年5月ごろ | 年5,000円 |
| 自動車重量税 | 車検の時 | 2年分で6,600円(13年未満・減税なしの場合) |
| 環境性能割 | 買う時だけ | 車の燃費性能と取得価額で決まる |
どの金額も、自家用の黄色ナンバーで乗る場合です。仕事で運賃をもらう黒ナンバーは扱いが変わります。
毎年の税金は5,000円だけ。重量税は2年に1回6,600円なので、ならすと年3,300円です。税金だけで見れば、軽の中でもかなり安い部類に入ります。

『自動車税の通知が来るのは5月でしたっけ?』と聞かれることがあります。軽の場合は「自動車税」ではなく「軽自動車税」で、市区町村から届きます。
軽自動車税(種別割)は年5,000円
毎年かかるのが軽自動車税(種別割)です。4月1日の時点で車を持っている人に、1年分がかかります。
アトレーは軽四輪の貨物・自家用なので、年5,000円です。グレードがXでもRSでも、2WDでも4WDでも同じ額ですよ。
- 4月1日時点の持ち主(車検証の使用者の住所地)にかかる
- 納付書は市区町村から5月ごろに届く
- 年の途中で買っても、その年度の分はかからない
- 年の途中で手放しても、月割りで戻ってくる仕組みはない
ここが普通車との大きな違いです。普通車の自動車税は月割りの考え方がありますが、軽自動車税にはありません。
例えばこんな場面です。
「3月に新車で届く予定なんですが、税金はどうなりますか?」
「3月中に登録すると、4月1日の時点で持ち主になるので、翌年度の1年分がかかります。」
登録日が3月末か4月頭かで、最初の納付が1年ずれるんです。納車の時期を調整できるなら、頭の片隅に置いておきましょう。
新車登録から13年を過ぎた軽自動車は、軽自動車税が重くなる「重課」の対象になります。上がった後の金額は区分と年度で決まっているので、お住まいの市区町村の案内で確かめてみてください。
デッキバンやスローパーも同じ税額?
『荷台付きのデッキバンだと、税金が高くなるのでは?』と気になる方もいますよね。
アトレー デッキバン(S700W/S710W)も、4ナンバーの軽貨物です。自家用なら軽自動車税は同じ年5,000円なんです。
| モデル | 区分 | 軽自動車税(自家用) |
|---|---|---|
| アトレー(X・RS) | 4ナンバー 軽貨物 | 年5,000円 |
| アトレー デッキバン | 4ナンバー 軽貨物 | 年5,000円 |
| アトレー スローパー(福祉車両) | 軽貨物 | 年5,000円が基本。使い方によって減免の制度あり |
スローパーは車両価格に消費税がかからない福祉車両です。軽自動車税の減免は条件と自治体で扱いが変わるので、登録前に市区町村の窓口で聞いておくと安心です。
自動車重量税は車検の時に6,600円
重量税は、車検の時にまとめて払う税金です。アトレーは自家用の軽なので、車検2年分で6,600円になります。
これは新車から13年未満で、エコカー減税が当たらない場合の金額です。アトレーは減税の対象かどうか、年式やグレードで確かめきれていないので、車検の見積もりで見ておくと確実です。
| 経過年数 | 重量税(自家用・2年分) | 補足 |
|---|---|---|
| 新車から13年未満 | 6,600円 | 減税が当たらない場合 |
| 13年以上 | 6,600円より上がる | 金額は車検の見積もりで確認 |
| 18年以上 | さらに上がる | 金額は車検の見積もりで確認 |
アトレーの車検は、新車の初回が2年、その後も2年ごとです。軽乗用の初回3年より1年早く来るので、重量税を払う回数は少し多くなります。
『4ナンバーだから毎年車検なんですよね?』と心配される方もいます。いいえ、軽貨物の自家用は2年ごとです。毎年車検になるのは普通車の貨物の話なんです。
車検費用全体の目安はアトレーの車検費用の目安と安く抑えるコツで詳しく書いています。
買う時にかかる環境性能割
新車や中古車を買った時にだけかかるのが、環境性能割です。昔の自動車取得税にかわって始まった税金ですね。
税率は車の燃費性能と、取得価額(車の価格をもとに決まる額)で決まります。燃費基準を満たしていれば非課税になることもあります。
アトレーの燃費はWLTCモードで14.7km/L(全グレード共通・国交省審査値)です。このため、グレードによって税率が大きく変わることは少ないと考えてよさそうです。
環境性能割は、見積書の税金の欄にまとめて入っています。中古車の場合は年式が古いほど取得価額が下がり、税額も小さくなります。金額は販売店が計算してくれるので、見積書の内訳で確かめておきましょう。
実は、購入時の税金は総額のなかでは小さい部分です。乗り出し価格の全体はアトレーの乗り出し価格でグレード別にまとめています。
軽乗用や先代アトレーワゴンと比べると?
アトレーの税金の安さは、4ナンバーだからこそなんです。5ナンバーの軽乗用と比べると、差がはっきり出ます。
先代の「アトレーワゴン」(S321G/S331G・2021年12月まで)は5ナンバーの軽乗用でした。中古で候補に入れている方は、ここも比べておくと安心ですね。
| 項目 | 現行アトレー(4ナンバー) | 軽乗用(5ナンバー) |
|---|---|---|
| 軽自動車税(自家用) | 年5,000円 | 年10,800円(2015年4月以降の新規登録) |
| 車検の周期 | 初回2年・以降2年ごと | 初回3年・以降2年ごと |
| 重量税(自家用・2年分) | 6,600円(13年未満) | 車両重量や減税で変わる |
軽自動車税だけで、年5,800円の差があります。5年で29,000円、10年なら58,000円です。
ただ、先代アトレーワゴンは登録から年数がたっている車も多いので、13年を超えると重課が効いてきます。古い年式を選ぶほど、この差はさらに広がりますよ。
世代ごとの違いはアトレーワゴンと現行アトレーの違い、4ナンバーそのものの説明はアトレーは4ナンバー(軽貨物)で詳しく書いています。

10年乗ったら税金の合計はいくら?
では、新車で買って10年乗った場合の税金を足してみます。買う時の環境性能割は人によって違うので、ここでは除いています。
| 項目 | 回数 | 合計 |
|---|---|---|
| 軽自動車税(年5,000円) | 10回 | 50,000円 |
| 重量税(2年分6,600円) | 5回(新車登録時と2・4・6・8年目の車検) | 33,000円 |
| 税金の合計 | 83,000円 |
10年で8万3千円、1年あたり8,300円です。軽乗用だと軽自動車税だけで10年108,000円なので、それよりも安く収まります。
13年を超えて乗り続ける場合は、軽自動車税も重量税も重課で上がります。長く乗るつもりなら、13年目以降は1年あたりの税金が少し増えると見込んでおきましょう。
とはいえ、上がった後でも軽乗用より大きく高くなるわけではありません。アトレーは荷室が広くて代わりの車を探しにくいぶん、税金を理由に早めに手放す必要はあまりないはずです。
『維持費って、税金だけじゃないですよね?』その通りです。保険料や車検の整備代、ガソリン代のほうが、ずっと大きな割合を占めます。
- 毎年の任意保険料を2〜3社で見積もる
- 1年の走行距離から燃料代を出す
- 車検ごとの整備代と、タイヤ・オイルなどの消耗品を足す
- 最後に税金を足して、1年あたりの合計を出す
燃料代は燃費しだいで大きく動きます。実際の燃費はアトレーの実燃費を参考にしてみてください。維持費の内訳はアトレーの維持費は年間いくら?にすべて出しています。
税金で損しないためのポイント
最後に、税金まわりでうっかりしやすい点をまとめておきますね。
- 3月に登録すると、すぐ翌年度の軽自動車税がかかる
- 引っ越したら、車検証の住所変更をしておかないと納付書が届かないことがある
- 手放す時は、名義変更や廃車の手続きを3月中に済ませる
- 13年を過ぎると軽自動車税も重量税も上がる
- 黒ナンバー(事業用)にする場合は、税額や手続きが自家用と変わる
手放す時期は、特に大事です。4月1日の時点で名義が自分に残っていると、乗っていなくても1年分の納付書が届いてしまいます。
売却や下取りの時は、3月中に名義変更まで終わるかを業者に確認しておきましょう。売り方の順番はアトレーを高く売るには?で書いています。
電気自動車のe-アトレー(S781V・2026年2月発売)は、税の考え方がガソリン車と違います。気になる方はe-アトレーの解説を見てみてください。
税金が安いぶん、車両価格の交渉で差をつけたいところです。値引きの目安はアトレーの値引き相場と限界額を見てから商談に行ってみてください。
- 総務省「自動車税・軽自動車税」:税額の区分と仕組み
- 軽自動車検査協会:軽自動車の車検・名義変更などの手続き
よくある質問
アトレーの自動車税はいくらですか?
軽自動車なので「自動車税」ではなく「軽自動車税(種別割)」がかかります。現行アトレーは4ナンバーの軽貨物なので、自家用なら年5,000円です。
RSと4WDで税金は変わりますか?
変わりません。軽自動車税はX・RS・デッキバン、2WD・4WDのどれでも年5,000円です。重量税も自家用の軽なら車検2年分で6,600円(13年未満・減税なしの場合)です。
年の途中で売ったら、軽自動車税は戻ってきますか?
戻ってきません。軽自動車税には月割りの還付の仕組みがないので、4月1日時点の持ち主が1年分を払います。手放すなら3月中に名義変更まで済ませるのがおすすめです。
先代のアトレーワゴンの税金はいくらですか?
アトレーワゴン(S321G/S331G)は5ナンバーの軽乗用なので、税額は乗用の区分になります。2015年4月以降に新規登録された軽乗用は年10,800円です。それより前に登録された車は税額が違い、13年を超えると重課で上がるので、納付書の金額で確かめてみてください。
重量税のエコカー減税はアトレーに当たりますか?
年式やグレードで扱いが変わるため、この記事では確かめきれていません。車検や購入の見積書に重量税の額が出るので、そこで確認してみてください。
まとめ
- 現行アトレーは4ナンバーの軽貨物。軽自動車税は自家用で年5,000円
- 重量税は車検2年分で6,600円(13年未満・減税なしの場合)。車検は初回2年・以降2年ごと
- 新車から10年の税金の合計は83,000円、1年あたり8,300円
- 軽乗用(年10,800円)より軽自動車税は年5,800円安い
- 4月1日時点の持ち主に1年分かかり、月割りの還付はない





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